Amazonの販売する電子書籍リーダー『Kindle』の広告付きモデルについて、実機を使って解説してみました。
Kindleの広告付きモデルの購入を検討されている方は、購入指標になると思います。
なお、本記事で解説しているのは2019年4月に発売されたKindleの最新モデルです。
目次
Kindle paperwhiteもKindleと広告表示は同一
Kindleの広告付きモデルの解説を始める前に一つ前置きですが、Kindle paperwhiteの広告付きモデルとKindleの広告付きモデルの広告表示は同一です。
広告が表示される場所から、ビジュアルに至るまですべて一緒。
ですので、本記事はKindleの広告付きモデルの解説記事ではありますが、Kindle paperwhiteの広告付きモデルの購入を検討されている方の参考にもなりますよ。
※筆者は、Kindle oasisを所有していないためKindle oasisの広告付きモデルについてはわかりかねます。
Kindleの広告付きモデルの広告表示は読書の邪魔にならない
まず、一番に伝えたいことは、Kindleの広告付きモデルを購入したからと言って、広告が邪魔で読書に悪影響を及ぼすことは無いということです。
上記画像は、実際にKindleで電子書籍を開いている時の画像。
画像からも分かるように、Kindleの広告付きモデルの広告表示は、電子書籍を開いている際の表示はありません。
そのため、読書している最中に広告が気になり、苛立つことはないと思います。
では、どのタイミングで表示されるのかというと、スリープ状態の時やホーム画面といった、読書する時以外の操作画面ですね。
ですので、Kindleの広告付きモデルを購入したからといって、読書に影響があるわけではなく、使い心地は担保されていると実際に使ってみて感じました。
どのように広告表示されるのか?
Kindleの広告付きモデルの広告表示は全部で3カ所。
- スリープ状態
- ホーム画面
- マイライブラリ
スリープ状態は、しばらく操作しなかった時、もしくは電源ボタンを1回押すことで通常状態から移行する画面。
ホーム画面は、ストアや設定など、機能的なこと全般を扱う画面。
マイライブラリは、購入した電子書籍を管理する画面になります。
この3点において、広告が表示されるので、どのように表示されるのか深掘りしていきましょう。
スリープ状態
上記画像は、スリープ状態の時の広告表示です。
画像からも分かるように、スリープ状態時の広告表示は、画面いっぱいに大きく表示されます。
現在貼られている広告は、スレンダーな女性が望遠鏡で流れ星を眺めているという絵画のようなお洒落な広告なので、ビジュアル的には悪くないかと。
ただ、「Kindleストアでお気に入りの1冊を見つけよう」といった文面も入ってしまっているので、「広告らしさがある」という点は避けられないかなと、個人的には感じました。
また、スリープ状態の時に広告をタップしても、リンク先へと遷移しません。
スワイプしてKindleのスリープ状態を解除し、ホーム画面が表示されるので、スリープ状態を解除しようとして広告をタップしてしまい、リンク先へとせんいしてしまうといったことはなく、使いにくいと感じることはないと思います。
少なくとも、私は既に8カ月以上使っていますが、使いづらさを感じたことはないですね。
ホーム画面
上記画像は、Kindleの広告付きモデルのホーム画面です。
ホーム画面の下部に、画面の横幅に合わせた大きさの長方形の広告が表示されていることがわかるかと思います。
この広告は、位置が固定されていて、下へとスクロールしても、この位置でずっと表示されます。
ただ、先ほど紹介したスリープ状態の時の広告と違い、こちらはタップするとリンク先へ遷移してしまうので要注意。
広告のビジュアルについてですが、スレンダーな女性と望遠鏡が写っている画で、「Kindleストアでお気に入りの1冊を見つけよう」という文面が表記されているといった内容。
スリープ状態で表示されている広告よりも、こちらの広告の方がウェブ上でよく見かける広告に近い雰囲気ですね。
使い心地についてですが、ホーム画面でよく使う「ストアボタン」・「設定ボタン」・「戻るボタン」といった機能的な要素はすべて画面上部に集まっているので、画面下部に広告が表示されても使いずらくなるといったことはありません。
固定されているので、広告が動いてしまい、ボタンと被るといった事もないですしね。
マイライブラリ
Kindleでは、マイライブラリと言って、Kindleストアで購入した全ての電子書籍と、そこから端末へとダウンロードした電子書籍の両方を確認できる機能が備わっているのですが、そのマイライブラリ画面にて広告が表示されます。
上記画像の上部は、クラウド上に保管されている電子書籍を管理する画面、画像下部はKindle本体に保管されている電子書籍を管理する画面の画像になります。
クラウド・本体両方とも、同様の広告が表示されます。
横幅が画面サイズの長方形型で、画面下部に固定表示。
ホーム画面で表示される広告と、性質・ビジュアルともに全く同じですね。
マイライブラリ画面も、ホーム画面へ戻ったり、Kindleストアへと電子書籍を購入しに行けるボタンが画面上部に集中しているため、広告により機能が使いづらくなるといったことはありませんよ。
広告をタッチするとどうなるの?
広告をタッチすると、スペシャルオファーというページへと遷移します。
広告に「Kindleストアでお気に入りの1冊を見つけよう」という文面が表記されているため、Kindleストアへと遷移するかと思いがちですが、そうではない点は要注意。
ちなみに、スペシャルオファーというページには、Kindleストアの簡単な紹介と、Kindleストアへのアクセス方法が記載されているだけで、特にリンクが張られているわけでも、特殊な機能が使わるわけでもないですよ。
Kindleの広告は購入後に消せない
Kindleの広告は購入後に消すことができません。
広告を消したい方は、Kindleを購入する際に、広告なしのオプションを付ける必要があります。
2020年1月時点での話になりますが、広告なしモデルにするには+2000円かかりますね。
Kindleの広告なしモデルの購入方法
Kindleは販売元であるAmazon.co.jpにて購入できるのですが、Kindle広告なしモデルは、Kindle広告なしモデルの商品購入ページが用意されているわけではなく、Kindleの商品購入ページにて、広告なしの設定をして注文をする必要があります。
やり方は簡単です。
Kindleの購入画面にいき、「モデル:広告つき」となっている部分を、広告なしをクリックして「モデル:広告なし」に変えるだけです。
この状態で注文すれば、広告なしモデルのKindleを購入することができます。
まとめ
Kindleの広告付きモデルについて解説してみました。
Kindleは広告ありモデルを購入したとしても、機能面で使いずらくなるといったことはないと思います。
ビジュアル的に広告が無いほうが好ましいという人に対しても、有料になりますが広告なしモデルが用意されているので、広告がないKindleを使いたい方は広告なしモデルを購入しましょう。