Kindle(第10世代)のフロントライトを調査!購入すべき?

Kindle第10世代のフロントライト

2019年に発売されたKindle(第10世代)のフロントライト性能を調査してみました。

以前までのKindle(無印)にはフロントライトが付いておらず、第10世代になったことではじめて付加され、購入を考えている方も多いかと。

そこで、フロントライト性能が付加されたことも考慮して、購入すべきか意見を述べています。

フロントライトは目に優しい(筆者の体感)

※以下は筆者の個人的な意見です。科学的な根拠はありません。

フロントライトは目に優しいと感じました。

スマホ・タブレットに内蔵されているライトはバックライトの物が多いです。

そのため、光の進行方向が目に対して直接的に向かっていくんですね。

対して、Kindleに搭載されているライトはフロントライトなので、スクリーンを照らすように配置されています。

なので、光が反射して目に入るので間接的。

読書灯で、優しく本を照らして読書するのと同じように読める。

私は目が乾くと目薬をすぐに差す癖があって、バックライト搭載のタブレットで電子書籍を読んでいると大体2時間程で1回目薬を差したくなります。

一方、Kindle(第10世代)で電子書籍を読んでいると4~5時間は持ちこたえられますね。

目薬を差したくなる頻度から、フロントライトはバックライトよりも目に対して刺激が少ないように感じました。

個人的な使用感からは、目にあまり負担をかけずに読書を楽しみたい方にフロントライト搭載のKindleはおすすめです。

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内蔵されているLEDライトは4個

Kindle(第10世代)の内臓ライト

Kindle(第10世代)のフロントライトとして、LEDライトが4個内蔵されています。

Kindle本体に対して上から覗き込むと分かるのですが、スクリーンの下部に4つ一定間隔でLEDライトが設置されていますね。

下からスクリーンを照らしあげる照射の仕方ですね。

フロントライトの色は昼白色

フロントライトの色は昼白色ですね。

LEDライトというと、青白い光の昼光色・白っぽい光の昼白色・オレンジ色の光の電球色のどれかに分類されると思うのですが、Kindleのフロントライトは昼白色です。

フロントライトの光色は、設定で変化させることはできませんし、購入する際に選ぶことも出来ません。

Kindle(第10世代)のフロントライトは白っぽい光の昼光色一択になる点は要注意です。

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光量を24段階調節できる(手動)

Kindle(第10世代)のフロントライトは光量を24段階調節できます。

調節方法は手動のみです。

以下は私の体感ですが、光量0~9は正直ライトが付いているか分かりません。

暗室なら、かろうじてわかる程度。

Kindle(第10世代)のフロントライト光量:9
フロントライトの光量:9

光量10~19はかなり明るいですね。

暗がりで使うならば、このぐらいの光量は欲しいといったところ。

Kindle(第10世代)のフロントライト光量:19
フロントライト光量:19

光量20以上は明るいです。

日差しが差し込んでいる明るい部屋であっても、画面が点灯しているとわかる程度の明るさをもっています。

完全な暗室でも全く問題なく電子書籍を読むことが可能かと。

Kindle(第10世代)のフロントライト光量:最大
フロントライト光量:最大

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フロントライト性能を他のKindle端末と比較

無印Kindle(第10世代)と他のKindle端末(Kindle paperwhite・Kindle oasis)をフロントライトの性能において比較してみました。

Kindle paperwhiteとは遜色ない

Kindle(無印)のフロントライト性能とKindle paperwhiteと遜色ないと思います。

Kindle(無印)の内臓ライト数はLEDライトが4個。

一方、Kindle paperwhiteの内臓ライト数はLEDライトが5個なのでほぼ同じ。

Kindle(無印)の光量調節は手動で24段階調節が可能。

Kindle paperwhiteも同じく手動で24段階調節です。

フロントライトの性能に関しては、Kindle paperwhiteとほぼ変わらないので、フロントライトが購入の決め手だと考えている方は、価格が安い分Kindle paperwhiteよりもKindle(無印)の方が良いと思います。

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Kindle oasisには勝てない

最高級のKindle端末であるKindle oasisには、さすがに勝てませんね。

Kindle(無印)の内臓ライト数はLEDライト4個。

一方、Kindle oasisの内臓ライト数はLEDライト25個で、圧倒的に多い。

光量の調節段階はKindle(無印)もKindle oasisも24段階調節で等しいのですが、Kindle oasisには、色調調節機能が組み込まれているので、昼白色からアンバー色(黄色味がかった温かめの色)へと24段階調節できます。

おまけに、Kindle oasisは周囲の明るさに応じて、最も読みやすい光量へと自動で調節してくれる明るさ自動調節機能が組み込まれているので、手間いらず。

フロントライトの性能は、圧倒的にKindle oasisの方が高いので、読書の快適において、フロントライト性能が重要だと考えている方は、Kindle(無印)よりもKindle oasisがおすすめですよ。

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Kindle(第10世代)は購入すべき?

フロントライト性能だけでなく、その他の要素も含めたうえでKindle(第10世代)は購入すべきか意見をまとめてみました。

水場で使わないなら購入はおすすめ

水場で使わないのであれば、無印Kindle(第10世代)の購入はありだと思います。

まず、何より他のKindle端末と比べ、価格が安い。

お試し購入として、購入するには最適な機種かと。

無印Kindleを使ってみて良いと感じたら、次回の買い替えの時にワンランク上のKindle paperwhiteを購入してみるといった形で進めていってもいいわけですし。

それに、最安機種といえどもKindle paperwhiteとフロントライト性能は遜色ないわけですから、読書に必要な機能性は備えているかと。

ただ、入浴の際に使うといった運用方法を考えている場合、無印Kindleはおすすめできません。

Kindle端末の中で、無印Kindleだけは非防水なので、注意してください。

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読書における利便性を重視するなら他のKindle端末を購入すべき

利便性を重視するなら、他のKindle端末(Kindle paperwhite・Kindle oasis)を購入した方が良いと思います。

今回Kindle(無印)が第10世代になったことで付加された機能はフロントライトのみです。

辛口な意見ですが、フロントライトが付加されたってすごくもなんともないですね。

今時、かなり低価格なスマホ・タブレットにも内臓ライトが付加されているので、そもそもフロントライトすら付いていなかった旧型のKindle(無印)が機能性が薄すぎただけの話かと。

では、今回のモデルチェンジでフロントライト以外の機能も刷新されたのかというと変わってないです。

他のKindle端末と比べて解像度は低いし、防水機能は付いていないし、容量も小さいので、入門機としては悪くないけれど、「読書をもっと快適にしたい」「利便性を追求したい」と考えている読書通の方向けではないと思います。(Amazonさんごめんなさい)

なので、「今より快適に読書したい」「読書でストレスを感じたくない」といった願望があってKindle端末の購入を考えているならば、機能性の高いKindle paperwhite・Kindle oasisがおすすめですよ。

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Kindle paperwhite

Kindle oasis

まとめ

Kindle(第10世代)のフロントライトについてまとめてみました。

第10世代となり付加されたフロントライトの性能は悪くないと思います。

しかしながら、その他の機能性も加味するのであれば、Kindle paperwhiteやKindle oasisに劣っているのも事実ですね。

フロントライトに価値を感じるかどうかで、どのKindle端末を購入するか分かれるかと。

とはいえ、今までついてなかったフロントライトが付加されたのに、価格は据え置きなのでお得なことは間違いなしです。

モデルチェンジしたKindle(無印)で、読書を楽しんじゃいましょう。

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