Amazonの有料会員である『プライム会員』と、Amazonが提供する電子書籍サービス「Kindle」は併用した方がお得です。
- Amazonプライム会員だけど、別の電子書籍サービスを利用している
- Kindleを利用しているけど、Amazonプライム会員ではない
- Amazonプライム会員だけど、Kindle電子書籍リーダーをもっていない
- Kindle電子書籍リーダーをもっているけど、Amazonプライム会員ではない
上記に当てはまる人は、使う電子書籍サービスをKindleにし、Amazonプライム会員に入り、Kindle電子書籍リーダーを所有するといった具合で、Amazon社の提供するものに揃えるとコストパフォーマンスが高まるので、その詳細を説明します。
目次
プライム会員とKindleは相性が抜群
まず、一番に伝えたいことは『プライム会員』と『Kindle』は相性が抜群に良いということです。
なぜなら、どちらもAmazonが提供するサービスだからです。
例えば、プライム会員の特典の一つ「Kindleオーナーライブラリー」は、Kindle本を毎月1冊貰えるという内容です。
この特典を受けるには、Kindle本を読むことに特化した専用端末であるKindleの電子書籍リーダーまたはFireタブレットを所持している必要があります。
このように、Amazon社が提供するAmazonプライム会員に入っていると、同じAmazon社が提供する電子書籍サービスKindleにおいて、メリットがあるように作られているので、相性が良いと言えると思います。
プライム会員の概要
プライム会員とは、Amazonの有料会員のことを指します。
プライム会員になると複数の特典を得ることができます。
対象動画が見放題になる「Prime video」や対象音楽が聴き放題になる「Prime music」のように、エンタメを提供している特典もあれば、最短2時間で配達してもらえる「Prime now」や生鮮食品が購入できる「Amazon fresh」のようなAmazonプライム会員限定のサービスを利用できるようになるといった特典もあります。
その特典内容は幅広く、2019年6月8日時点で以下の特典があります。
- 配送特典
- Prime video
- Prime music
- Prime reading
- Twich prime
- Amazon photos
- Kindleオーナーライブラリー
- 会員限定先行タイムセール
- Prime now
- おむつ・お尻ふき割引特典
- Amazon Mastercardクラシックのポイント料率優遇
- Amazon music unlimitedの割引
- バーチャルダッシュ
- Amazonパントリー
- Amazon fresh
- プライムワードローブ
- Prime pets(プライムペット)
「特典内容が充実しているので、利用料金が高いのでは?」と思うかもしれませんが、そうでもありません。
2019年6月8日時点での料金は以下となっています。
会員 | 月払い | 年払い |
---|---|---|
一般 | 500円 | 4900円 |
学生 | 250円 | 2450円 |
プライム会員の料金は一般と学生で異なっており、学生は一般の半額で同様の特典を得ることができます。
対して、一般・学生に関わらず「月払いよりも年間一括払いの方が月額料金で見ると安くなる」という点は共通しています。
同じく2019年6月8日時点での情報になりますが、Amazonプライム会員には無料体験期間が用意されているので、使って試すことができます。
会員 | 無料体験期間 |
---|---|
一般 | 30日間 |
学生 | 6カ月 |
▼30日間無料体験(一般)
▼6カ月間無料体験(学生)
Kindle電子書籍リーダーの概要
現在(2019.4)販売されているKindleの電子書籍リーダーは3種類です。
- Kindle(Newモデル)
- Kindle paperwhite(Newモデル)
- Kindle oasis
3種類の違いは「価格」と「機能性」です。
Kindle(Newモデル)が最も安く、機能性も最も低いです。
Kindle paperwhite(Newモデル)は、価格・機能共に中間に位置します。
そして、Kindle oasisは最も価格が高いですが、機能性も価格に比例した内容となっています。
では、それぞれのKindle電子書籍リーダーの詳細を見ていきましょう。
Kindle(Newモデル)
価格 | 8980円 |
---|---|
ディスプレイサイズ | 6インチ |
ストレージ | 4GB |
内臓ライト | LED4個 |
通信 | Wi-Fiのみ |
防水機能 | ✖ |
明るさ自動調節機能 | ✖ |
ページめくりボタン | ✖ |
※2019年6月8日時点の情報です
Kindle(Newモデル)は3種類のKindle電子書籍リーダーの中で最も安い端末です。
2019年4月にNewモデルが発売し、内臓ライトが付加されました。
この端末は、価格は安いのですが、ストレージの大きさも4GBのみ、通信オプションもWi-Fiのみとなっているので、以下のような方におすすめです。
こんな人におすすめ
- こまめにデータの整理ができる人
- Wi-Fi環境が整っている人
▼2019年4月発売のNewモデル
Kindle paperwhite(Newモデル)
価格 | 13980円 |
---|---|
ディスプレイサイズ | 6インチ |
ストレージ | 8GB/32GB |
内臓ライト | LED5個 |
通信 | Wi-Fiのみ/Wi-Fi+無料4g回線 |
防水機能 | ◎ |
明るさ自動調節機能 | ✖ |
ページめくりボタン | ✖ |
※2019年6月8日時点の情報です
Kindle paperwhite(Newモデル)は、3種類のKindle電子書籍リーダーの中で、価格・機能ともに中間に位置する端末です。
2018年11月にNewモデル化され、防水機能が付加されました。
また、有料オプションで付けられる無料回線が4gにアップグレードされており、Wi-Fi環境が整っていなくても使用することができます。
この端末は以下のような方におすすめです。
こんな人におすすめ
- Wi-Fi環境が生活圏で整っていない
- 風呂で読書したい
- データの整理をあまりやりたくない
▼管理人が使っている端末
Kindle oasis
価格 | 34980円 |
---|---|
ディスプレイサイズ | 7インチ |
ストレージ | 8GB/32GB |
内臓ライト | LED12個 |
通信 | Wi-Fiのみ/Wi-Fi+無料3g回線 |
防水機能 | ◎ |
明るさ自動調節機能 | ◎ |
ページめくりボタン | ◎ |
※2019年6月8日時点の情報です
Kindle oasisは、3種類のKindle電子書籍リーダーの中で最も高価で、最も機能性が高い端末です。
ディスプレイサイズが他の端末は6インチなのに対し、Kindle oasisは7インチです。
「明るさ自動調節機能」や「ページめくりボタン」といった他の端末に付いていない機能も付加されていますし、内臓ライトの数も12個と惜しみなく付加されています。
価格は高いですが、それに見合った性能を保持しているのです。
ですので、Kindle oasisは以下のような方におすすめです。
こんな方におすすめ
- 手動で光量を調節するのがめんどくさい
- 大きな画面で読書したい
- タッチパネルの接触が悪いとイライラする
- とにかく快適な読書環境が欲しい
▼Kindleシリーズの最高級端末
プライム会員だけに許されたKindle活用術
Kindleオーナーライブラリーを活用する
Amazonプライム会員特典の1つ「Kindleオーナーライブラリー」を利用することで対象の有料電子書籍の中から、毎月1冊無料で読むことができます。
ただし、利用条件としてAmazonプライム会員で、なおかつKindle電子書籍リーダーまたはFireタブレットを所有している必要があります。
2019年6月9日時点で、以下のようなタイトルが対象となっています。
- 完訳 7つの習慣 人格主義の回復
- 夢をかなえるゾウ
- 魁!! 男塾
- サラリーマン金太郎
- 俺の空
- むこうぶち……etc
Amazonプライム会員の月額使用料は、2019年6月9日時点で以下のようになっています。
会員 | 月払い | 年払い |
---|---|---|
一般 | 500円 | 4900円(月408円ほど) |
学生 | 250円 | 2450円(月204円ほど) |
最も高い一般会員の月払いで「500円」ですが、Kindleオーナーライブラリーには500円を超えるようなタイトルも入っています。
例えば「完訳 7つの習慣 人格主義の回復」は、2019年6月9日時点でKindle版が1620円で売られていました。
複数の特典を合わせ持つAmazonプライム会員ですが、「Kindleオーナーライブラリー」だけで、もとが取れてしまうわけです。
このように、Kindleオーナライブラリーを利用するとコストパフォーマンスが高まるので、利用した方がお得だと言えます。
※Kindleオーナーライブラリーの対象タイトルは変化するので、最新情報は公式サイトにて確認してください。
▼公式サイトでチェック
Prime readingを活用する
Amazonプライム会員特典の一つ「Prime reading」を利用することで、コストパフォーマンスを高めることができます。
Prime readingとは、ノウハウ本・小説・ライトノベル・マンガ・雑誌など、さまざまなジャンルの本が数百冊~1000冊ほど無料で読み放題になるという特典です。
例えば、2019年6月9日時点でPrime readingの対象タイトルとなっている「賭博黙示録 カイジ 1巻」のKindle版は通常購入すると389円かかります。
このように、通常購入すると料金がかかるタイトルが無料で読み放題となるので、お得です。
もちろん、先ほど紹介したKindleの電子書籍リーダーも利用できますし、無料のアプリをダウンロードすることで好きな端末で利用することもできます。
ちなみに、Prime readingは不定期に対象タイトルが変化するので、読書量が多い人でも飽きずにいろいろな本を楽しめると思いますよ。
Prime readingについて、もっと知りたい方は↓記事を読んでください。
チャージタイプギフト券を活用する
Amazonプライム会員の特典の一つである、「チャージタイプギフト券でチャージした時のポイント付与率の増加」を活用して、お得にKindle本を買いましょう。
Amazonプライム会員は、チャージタイプギフト券でアカウントにチャージする時に付与されるAmazonポイントを割り増しで貰うことができます。
1回のチャージ金額が5000円~19999円の時に付与されるAmazonポイントは、通常会員が0.5%に対し、プライム会員は1.0%です。
1回のチャージ金額が20000円~39999円の時に付与されるAmazonポイントは、通常会員が1.0%に対し、プライム会員は1.5%です。
1回のチャージ金額が40000円~89999円の時に付与されるAmazonポイントは、通常会員が1.5%に対し、プライム会員は2.0%です。
1回のチャージ金額が90000円以上の時に付与されるAmazonポイントは、通常会員が2.0%に対し、プライム会員は2.5%です。
といった具合で、通常会員よりもプライム会員の方が、0.5%ずつ割り増しで付与されるようになっているのです。
ですので、Amazonプライム会員はKindle本を購入する際に、チャージタイプギフト券でアカウントチャージしてから購入するようにすれば、割り増しになっている付与ポイント分だけお得にKindle本を購入できるわけです。
Kindle本の購入にもAmazonポイントは1ポイント=1円として使えますから。
チャージタイプギフト券の利用方法は以下です。
まず、トップページを下にスクロールしていき、画像内赤枠の「Amazonギフト券チャージタイプ」をクリックします。
次に、遷移すると上記画像のページが表示されるので、画像内赤枠の「チャージ(入金)する」をクリックします。
クリックすると、上記画像のページへと遷移するので、固定された金額でチャージしたい人は画像内赤枠の選択肢から好きな金額を選びます。
1円単位で金額を指定したい場合は、画像内青枠にチャージしたい金額を入力してください。
後は、「次へ」ボタンをクリックし、コンビニ・ATM・ネットバンキング・電子マネーの中から好きな支払い方法を選択し、支払いを済ませれば完了です。
このように、簡単に利用できてAmazonポイントも付与されるので、Amazonプライム会員のチャージタイプギフト券での付与ポイント割り増し特典を活用してKindle本を購入するのはおすすめですよ。
▼チャージタイプ利用方法②のページへ飛べます
まとめ
『プライム会員』も『Kindle』も提供母体がAmazon社なので、揃えて使うことで、お得になるように作られています。
具体的には以下の3通りです。
- Kindleオーナーライブラリーを活用できる
- Prime readingを活用できる
- チャージタイプのギフト券を活用して、Kindle本をお得に買える
Kindleオーナーライブラリーを利用するには、Kindleの電子書籍リーダーもしくはFireタブレットを所有している必要がありますが、もっていなかったとしてもPrime readingとチャージタイプギフト券のポイント付与率の増加は利用可能です。
Amazonプライム会員に加入しているけれど、Kindleを使っていない人、Kindleを使っているけれど、Amazonプライム会員に加入していない人は、もったいないのです。
揃えて使った方が損せずに済むと思いますよ。
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