Amazonの提供する無料アプリ「Kindle」の使い方を解説します。
無料とは思えないほど、高機能ですよ。
目次
Kindleアプリをダウンロードしよう
まずは、Kindleアプリをダウンロードしましょう。
Ios端末はAppストアで、Android端末はGoogle playで無料ダウンロードできます。
2019年6月11日時点の必要環境は以下です。
端末 | 必要環境 |
---|---|
Ios | 11.0以降 |
Android | 4.4以上 |
Kindleアプリの使い方
Kindleアプリの使い方について説明していきます。
なお、本記事中で使われている画像はAndroid端末のものです。
ホーム画面の使い方
上記画像はKindleアプリのホーム画面です。
画像内赤枠から分かるように、メニューバーがホーム画面に表示されるようレイアウトされています。
「ホーム」をタッチすれば、ホーム画面に戻ります。
「ライブラリ」をタッチすると、購入したタイトルやダウンロードしたタイトルが確認できるページへと遷移します。
本の表紙が表示されている部分は、現在読んでいるタイトルの表紙が表示されるようになっていて、タッチすると続きが読めます。
「ストア」をタッチすると、Kindleストアへと遷移し、欲しい本を購入したり、サンプル版を読んだりすることができます。
「その他」をクリックすると、他の端末で読んだ履歴などをアプリと同期させたり、設定を変更したりできるページへと遷移します。
画像右上のベルマークをタッチするとKindleストアからのお知らせを確認できます。
端末へ電子書籍をダウンロードする
購入した電子書籍を端末へダウンロードする方法は簡単です。
まず、メニューバーのライブラリをタップします。
すると購入した書籍すべてが一覧表示されるので、ダウンロードしたいタイトルをタップし、ダウンロード完了です。
ライブラリの「ダウンロード済み」の項目をタッチすると、端末へダウンロードされているタイトルが一覧表示されるので、そこにダウンロードしたタイトルが表示されていれば、無事ダウンロードが完了したことを確認できます。
ダウンロードした電子書籍を削除する
ダウンロードした電子書籍が増えてくると、本体の容量が圧迫されていきます。
そこで、ダウンロードした電子書籍を削除する方法を説明します。
なお、この方法を実行しても、端末に入っているデータが消えるだけで、いつでも購入した電子書籍を端末へダウンロードしなおすことは可能なので、安心してください。
まず、ライブラリ内の「ダウンロード済み」項目をタッチします。
そして、消したいタイトルを長押しします。
長押しするとタイトルの表紙にチェックマークが表示されるので、その状態で画面右上のメニューボタンをタップします。
すると、いくつかメニューが表示されるので、「アイテムを削除」をクリックすれば完了です。
ライブラリのダウンロード済みで一覧表示されている書籍の中に、消した書籍が表示されていなければ、無事削除が完了したことを確認できます。
ページのめくり方
ページのめくり方は2通りあります。
1つは、フリップして1ページずつめくる方法です。
右へフリップすれば次のページへ、左にフリップすれば前のページへ遷移します。
もう一つはロケ―ションを利用する方法です。
電子書籍を読んでいる状態で、画面中央を1度タップすると、上記画像の表示がでます。
画像内赤枠をタップすれば、その電子書籍の好きな部分へと遷移することが可能です。
文字サイズの変更
文字サイズはスマホの拡大・縮小の動きでも変化させることが可能ですが、メニューから変更することも可能です。
まず、電子書籍を読んでいる状態で画面中央を1度タップし、メニューバーを呼び出し、メニューバーの「Aa」をタップします。
タップすると表示される画面で、テキストサイズという項目があるので、文字サイズを大きくしたい場合は「+」を、小さくしたい場合は「-」をタップすれば変更できます。
ハイライト機能
Kindleの無料アプリには、読書していて気になった部分や、理解できなかった部分に印をつけておくハイライト機能が実装されています。
ハイライトしたい部分をなぞると、上記画像のように表示されます。
ハイライトの色を変更したい場合は、画像内赤枠をタップすると4種類の色が選択できるので、好きな色を選んでください。
ハイライトした部分を消したいときは、消したい部分をもう一度なぞり、画像内青枠の「✖」をタップすれば、消すことができます。
ブックマーク機能
Kindleの無料アプリでは、いつでも読み戻れるように目印を付けておけるブックマーク機能が実装されています。
設置方法は2種類です。
1つは、ワンタッチで感覚的に設置する方法です。
本を読んでいる状態で、画面右上をタッチするとブックマークが設置されます。
もう1つは、メニューから設置する方法です。
本を読んでいる状態で、画面中央をタップしメニューを表示させます。
そして、下記画像の赤枠部分をタップすれば、開いているページにブックマークを設置できます。
メモ機能
Kindleの無料アプリには、好きなページにメモを残して置けるメモ機能が実装されています。
まず、ハイライトを付ける時と同じように、メモを残したい一文をなぞります。
すると、下記画像のようにメニューが表示されるので、「メモ」をタップします。
後は、好きな文章を入力し、「保存」をタップすれば、メモの作成は完了です。
辞書機能
Kindleの無料アプリには辞書機能が付加されているので、読書しつつ語彙を調べることができます。
まず、調べたい単語をなぞります。
すると、辞書機能を1度も使ったことが無い状態だと、上記画像のように「辞書のダウンロード」と表示されるので、辞書をダウンロードしてください。
ダウンロードが完了すると、次以降は画像赤枠内に単語の意味を表示してくれます。
この時のポイントとして、単語単位でなぞるようにするといいでしょう。
一文すべてなぞってしまうと、辞書機能がどの単語を表示すればいいか認識できず、下記画像のように、ハイライト関係のメニューバーしか表示されません。
また、辞書も複数種類あり英和辞典や和英辞典のようにすることもできます。
辞書機能の表示下部にある「辞書を変更する」をタップすると、さまざまな言語の辞書が表示されます。
好きな辞書をダウンロードすれば、その辞書が辞書機能に適用されます。
今回は試しに「日本語―英語」を選択してみます。
適用されている辞書が変化して、上記画像内赤枠のように、日本語を英語表記するようになりました。
このように、Kindleの無料アプリでは、適用している辞書を変化させることもできます。
Wikipedia機能
Kindleの無料アプリでは、Wikipediaを利用して言葉の意味を調べることができます。
オンライン環境下で、調べたい単語をなぞれば、自動的にwikipediaの情報が表示され、wikipediaへ遷移することが可能になります。
また、辞書機能と同じように、単語単位で指定した方が情報を取得しやすいです。
一文を指定してしまうと、情報が表示されないことが多々あります。
マイノート機能
マイノート機能とは、過去に自分が残したメモやハイライトを確認・修正できる機能です。
まず、電子書籍を読んでいる状態で、画面中央をタップし、メニューバーを呼び出したら、画像内赤枠の部分をタップします。
すると、読んでいる本に自分が残したハイライトやメモが一覧表示されます。
ハイライトした部分にメモを追加したい場合は、「メモを追加」をタップするとメモを追加できます。
書いてあるメモを編集したい場合は、ペンマークをタップすれば編集することが可能です。
X-ray機能
X-rayとは、電子書籍の構造を分解し、把握しやすくする機能です。
登場人物の名前に注目し、その登場人物が電子書籍のどの辺りで出てくるのか把握したり、地名に着目して同様のことをしたりできます。
まず、メニューを呼び出し、画面右上をタップ、表示された項目の中から「x-ray」をタップします。
すると、x-ray操作ページへ遷移します。
「すべて」の項目では、その本に出てくるキーワード全てを表示します。
「人物」の項目では、その本に出てくる登場人物を表示します。
「トピック」の項目では、物の名称や地名などが表示されます。
キーワードをタップすると、そのキーワードが本の中のどの辺りに出てくるのか視覚的にわかりやすく表示されたり、そのキーワードが出てくる一文が一覧形式で表示されます。
本の情報を取得する方法
Kindleアプリは、読んでいる本の著者や読み終わるまでの時間、Amazonでの評価やページ数などの本に関連する情報を取得できます。
まず、メニューを呼び出し、画像内赤枠部分をタップします。
すると、いくつかの項目が表示されるので、「この本の情報」をタップします。
著者の情報やページ数、読み終わるまでにかかる時間などを取得できます。
他の端末の情報を同期する方法
Kindle書籍は、Kindleの無料アプリだけでなく、他の方法でも読めます。
例えば、Amazon社の販売するKindleの電子書籍リーダーやAmazon fireタブレットなどがそうです。
Kindleの電子書籍リーダーで、「電子書籍A」を10ページまで読み進めたとします。
そして、スマホでKindleアプリを立ち上げ、続きを読もうと思ったら、10ページまで読み進めたという情報がKindleアプリに反映されていなかったといった時に、「同期」を使うわけです。
ホーム画面の「その他」をタップすると、いくつかの項目が表示されるので、「同期」をタップすれば完了です。
まとめ
Kindleの無料アプリの使い方について解説しました。
Kindleの無料アプリは、無料とは思えないほど高機能です。
本の構造を分解して理解しやすくする「x-ray」や、メモ・ハイライトといった機能を管理できる「マイノート」など、1つ1つの機能が優秀です。
上手に使いこなして、快適な読書生活をおくりましょう。