電子書籍ストア【楽天Kobo】を使ってみて、わかったことをまとめました。
使い方や支払い方法から、メリット・デメリットまで詳細をまとめたので、これから電子書籍を使ってみようと思っている方の参考になれば幸いです。
目次
楽天Koboとは
楽天Koboとは、楽天グループが運営する電子書籍ストアです。
楽天Koboの長所は、「多くの人を満足させられる」ことです。
電子書籍ストア | 取扱書籍数 |
---|---|
Kindleストア | 700万冊以上 |
楽天Kobo | 300万冊以上 |
honto | 60万冊以上 |
ebookjapan | 60万冊以上 |
Reader store | 60万冊以上 |
上記は、2019年5月時点での国内の主な電子書籍ストアの一部を抜粋してつくった、各電子書籍ストアの取扱書籍数の一覧表です。
楽天Koboは、AmazonのKindleストアには及ばないものの、その他のストアを大きく引き離す取扱書籍数をほこっています。
また、多いのは取扱書籍数だけでなく、ジャンルも多いです。
楽天Koboで取扱う書籍のジャンルは、マンガ・小説・ライトノベル・ミステリー・ノンフィクション・雑誌・写真集・エッセイ・絵本・学術書・参考書……etcといった具合で、多岐にわたっています。
加えて、日本国内の書籍だけでなく、洋書も300万冊以上取り扱っているため、「英語を勉強したい」「海外の文化に触れたい」と考えている人にとっても魅力的な電子書籍ストアです。
ですので、楽天Koboは多種多様な趣味に対応できるだけの「数」と「種類」を備えている電子書籍ストアと言えます。
楽天Koboは専用端末が使える
楽天Koboでは、楽天Koboで買った電子書籍を読むことに特化した専用端末「Koboシリーズ」を使用することができます。
現在販売されている「Koboシリーズ」は全部で3種類です。
- Kobo Clara
- Kobo aura
- Kobo forma
「Kobo Clara」は3種類のKoboシリーズの中で、最も価格が安いながらも解像度は300ppiと最も高く、重さも166gと最も軽いです。
コストパフォーマンスが高い専用端末と言えるでしょう。
「Kobo aura」は価格的に3種類の中で中間に位置する端末です。
機能性は、ディスプレイサイズが6.8インチとKobo claraよりも大きいため、電子書籍が読みやすくなっており、防水機能が付加されていることによって、水場でも読書できるようになっています。
Kobo auraはKobo Claraよりも価格が高い分、機能性も増した端末といったところです。
「Kobo forma」は、Koboシリーズの最高級端末です。
ディスプレイサイズは8.0インチと最も大きく、解像度も300ppiです。
ページめくりボタンでページめくりにストレスがかかりませんし、防水機能も付いています。
Kobo formaは最も高いですが、最も機能的な端末なのです。
といった具合で、Koboシリーズは3種類ありますが、それぞれ価格・機能が異なっているというわけです。
楽天Koboで購入した電子書籍は、これら3種類のKobo端末で読むことができます。
▼楽天に飛べます
Kobo Clara Kobo aura Kobo forma
楽天ブックスとの違い
楽天ブックス | 楽天Kobo |
---|---|
本・雑誌(紙) | 本・雑誌(電子) |
DVD・ブルーレイ・CD | 電子書籍リーダー |
PCソフト・周辺機器 | ― |
ゲーム | ― |
楽天ブックスと楽天Koboでは、取り扱っている商品が違います。
楽天ブックスは紙の本・雑誌、DVD・ブルーレイ・CD、PCソフト・周辺機器、ゲームなど、エンタメに関するものを総合的に扱うECサイトといったところです。
対して、楽天Koboでは電子書籍と、それを読むための電子書籍リーダー(Kobo端末)が販売されています。
なので、紙媒体の本などを買いたいときは「楽天ブックス」で、電子書籍を買いたいときは「楽天Kobo」を利用するといいでしょう。
イメージとしては、「楽天」というショッピングモールのように何でも手に入るECサイトがあり、その中に本などを取り扱う売り場「楽天ブックス」があり、楽天ブックスの中でも、電子書籍関連の商品が置いてあるコーナーを「楽天Kobo」と呼んでいるといったところです。
楽天Koboのメリット
キャンペーンが豊富
楽天Koboには「キャンペーンが豊富」というメリットがあります。
本記事を書いている2019年5月20日時点でのキャンペーン情報を例に挙げると、SPU(スーパーポイントアッププログラム)が実施されています。
楽天Koboで1000円以上の買い物をした場合、その月の楽天市場での買い物に付与されるポイント(期間限定ポイント)が+0.5倍になるというキャンペーンです。
その他にも、「プレゼン上手の一生使える資料作成入門」や「習慣が10割」などのノウハウ本からマンガ・小説などで30%オフになっているタイトルをまとめた「楽天Koboのお得なセール:30%オフ以上」というキャンペーンや、カドカワが出版している本が70%オフになっている「続カドカワ祭りゴールデン」というキャンペーンが実施されています。(対象書籍のみ)
それぞれ期間もまちまちですし、内容も異なっているので、こまめにキャンペーン情報をチェックすれば、気になる本を安く購入できるかもしれませんね。
ですので、楽天Koboには、さまざまなキャンペーンが実施されていて、お得に本が購入できるメリットがあると言えます。
▼楽天Koboのキャンペーンをチェック
クーポンが豊富
楽天Koboでは、メルマガやキャンペーン特集などで発券されているクーポンを使って本を安く購入できるメリットがあります。
2019年5月20日時点で、発券されているクーポンには以下のようなものがあります。
- まとめ買いがお得!最大30%OFFクーポン
- 講談社の新書などクーポンで30%OFF
- 最新号も対象!集英社コミック雑誌がクーポンで20%OFF
- 楽天市場へ戻ってくれたあなたへ500円OFFクーポンプレゼント!
「まとめ買いがお得!最大30%OFFクーポン」は、2019年5月20日の0時~23時59分限定で、2000円以上の買い物で使える10%OFFクーポン、3500円以上の買い物で使える15%OFFクーポン、5000円以上の買い物で使える20%OFFクーポン、1万円以上の買い物で使える25%OFFクーポン、1万5千円以上の買い物で使える30%OFFクーポンの5つのクーポンが発券されていて、しかも何度でも使えるといった内容です。
そういった期間が極端に短いクーポンもあれば、「講談社の新書などクーポンで30%OFF」のように2019年5月17日~5月31日までの間に、講談社の新書など870冊を対象に、約半月ほど使えるクーポンも発券されていたりします。
「楽天市場へ戻ってくれたあなたへ500円OFFクーポンプレゼント!」のように、2019年4月26日~5月31日の間に、クーポンの利用10000枚を上限とした、早い者勝ちで利用することができるようなクーポンもあったりします。
このように、さまざまな特徴をもつクーポンが発券されているので、うまく活用することで、安く電子書籍を購入することができるメリットが楽天Koboにはありますよ。
▼クーポンを探してみる
楽天Koboのデメリット
携帯払いができない
楽天Koboには携帯払いができないデメリットがあります。
ソフトバンクは携帯払いができて、Docomoはできないといったキャリア限定ではなく、総じて携帯払いが利用できません。
かといって、料金の支払い手段が少ないのかというとそうでもありません。
後述しますが、クレジットカードで支払ったり、楽天キャッシュといって、楽天カードを登録し、アカウントにチャージして使う電子マネー決済もできますし、ポイントを使っての決済もできます。
ポイントもコンビニなどで購入して、アカウントにチャージできるギフト券で増やすこともできるので、支払い手段は少なくはありません。
ですので、支払い手段は少なくないものの、「携帯払い」ができないデメリットが楽天Koboにはあります。
楽天Koboの使い方
PCで読む場合
PCで読む場合は、「楽天Koboデスクトップアプリ」をダウンロードすることで、電子書籍を読めるようになります。
もちろん無料です。
必要環境は以下です。
OS | Windows 7 / Windows 8 / Windows 8.1 / Windows 10 Mac OS X10.7 (Intel) もしくはそれ以上 |
---|---|
CPU | Intel Core Duo / もしくはそれ以上 |
メモリ | RAM 2GB以上(4GB以上推奨) |
ハードディスク空き容量 | 200MB以上(電子書籍の保存に必要な分を除く) |
ディスプレイ | 1024 x 768以上の解像度(1920 x 1080以上推奨) |
その他 | USBポート, インターネット接続環境 |
スマホ・タブレットで読む場合
スマホ・タブレットで読む場合は、apple社の端末ならappストアで、Andoroid端末ならgoogle playでアプリをダウンロードすることで、電子書籍を読めるようになります。
もちろん無料です。
必要環境は以下になります。
端末の種類 | 必要環境 |
---|---|
ios端末 | ios9.0以上 |
Android端末 | Andoroid4.4以上 |
支払い方法
楽天Koboで電子書籍を購入した際の支払い方法は、「クレジットカード払い」「クーポン」「楽天スーパーポイント」「楽天キャッシュ」の4種類です。
支払い方法
- クレジットカード
- クーポン
- 楽天スーパーポイント
- 楽天キャッシュ
クレジットカード払い
まずは、クレジットカードについて説明します。
楽天で使えるクレジットカードは以下の5種類です。
楽天Koboで使えるクレジットカード
- Visa
- Master card
- Diners
- JCB
- 一部のデビットカード
クーポン
次に、クーポンについてです。
楽天Koboで電子書籍を購入する際、「ラ・クーポン」を使用することができます。
ラ・クーポンは楽天が発行するクーポンなのですが、2種類のタイプが存在します。
1つは、楽天Koboを含む楽天市場全体で使えるタイプです。
もう1つは、楽天ブックス・楽天Koboでのみ使えるタイプのクーポンです。
クーポンはキャンペーンページやメルマガなどに掲載されている「クーポンをGETするボタン」をクリックすると入手できます。
そして、クーポンの利用期限が切れる前に、クーポンの利用条件を満たすように買い物をし、購入手続きへ進むと注文内容確認ページで使いたいクーポンを選択することができるようになります。
使いたいクーポンを確定して、購入手続きを完了すれば終了です。
▼クーポン・キャンペーン情報をチェック
楽天スーパーポイント
楽天Koboでは、電子書籍の購入に楽天スーパーポイントを使用することもできます。
楽天スーパーポイントとは、楽天市場・楽天Travel・楽天証券といった、楽天が提供するサービスに加え、コーナン・Sports DEPO・Ringer hat・マクドナルドなどの加盟店舗や無印良品・oisixなどのサイトでも1ポイント=1円として使えるポイントです。
楽天スーパーポイントは、楽天会員登録後、楽天の各サービスを利用することで入手することができます。
その付与率は原則1%となっていますが、サービスや条件により1%以上貰えるものもあれば、1%未満のものもあります。
ちなみに、楽天Koboで電子書籍を購入した際の付与率は1%で、Kobo端末を購入した時も1%です。
商品 | 付与率 | 付与タイミング |
---|---|---|
電子書籍 | 1% | 翌日:獲得予定ポイント 20日後:総保有ポイントに合算 |
Kobo端末 | 1% | 購入日の翌日から起算して10日後 |
楽天スーパーポイントは、楽天ポイントギフトカードによっても入手することができます。
楽天ポイントギフトカードとは、全国のコンビニやスーパーで購入することができ、記載されているPIN番号を入力して、アカウントにチャージするタイプのギフト券です。
楽天ポイントギフトカードによって取得できるポイントの有効期限は、カードを店頭で購入した日から6カ月間となっています。
ですので、楽天Koboでは、買い物によって入手した、もしくは楽天ポイントギフトカードによって入手した楽天スーパーポイントを電子書籍の購入代金に充てることができます。
楽天キャッシュ
楽天キャッシュとは、楽天Koboを含む楽天のインターネットサービスと、楽天ペイアプリ加盟店などで支払いに利用できるオンライン上の電子マネーです。
本人名義の楽天カードを保有しているアカウントでログインし、アプリを取得すれば利用できるようになります。
1回のチャージ上限は10万円で、1カ月のチャージ上限も10万円です。
1回のチャージ最低金額 | 1000円以上 |
---|---|
1回のチャージ上限 | 10万円 |
1カ月のチャージ上限 | 10万円 |
楽天キャッシュは、楽天スーパーポイントと併用して支払うことも可能です。
例えば、楽天キャッシュの残高が2000円で、楽天スーパーポイントを1000ポイントもっていた場合。
2000円分の電子書籍を購入した時、ポイントを優先で使い、楽天スーパーポイント1000ポイント+楽天キャッシュ1000円で済ますことができます。
逆に、楽天キャッシュを優先して使い、楽天キャッシュ2000円で支払って、ポイントは使わないといった支払い方もできます。
まとめ
電子書籍ストア「楽天Kobo」について、つかってみて分かったことをまとめてみました。
楽天Koboは、取扱書籍数も多く、取扱ジャンルも多い便利な電子書籍ストアです。
また、キャンペーンやクーポンといった電子書籍を安く購入するのに、うってつけのサービスも展開しているので、私たち消費者にとって使い心地が良いストアでもあります。
支払い方法もクレジット払い・ポイント払い・楽天キャッシュ払いなど豊富に用意されているので、好きな決済手段で電子書籍を購入できる部分も良いと思います。
楽天Koboを使って、快適な読書生活を楽しみましょう。
▼公式サイトに飛べます