名作アニメ【君の名は。】は、小説版も名作だった件について語っています。
- アニメは見たけど小説版は読んでいない
- そもそも【君の名は。】を見たことがない
上記に当てはまる方は、小説版の購入の指標になるかと思います。
ネタバレは、なしです。
目次
【君の名は。】ってどのくらい名作なの？
本作は2016年８月26日(金)の公開後は、途中１週のみ『デスノート Light up the NEW world』に1位を奪われたものの13週目までに渡って12回、週末動員数1位を獲得。2017年7月には日本国内の興行収入250.3億円となったことが発表され、日本における歴代興行収入ランキングでは『千と千尋の神隠し』、『タイタニック』、『アナと雪の女王』に次ぐ第４位(日本映画では第２位)となった。世界での興行収入は3.61億ドルで、『千と千尋』の2.75億ドルを超えて日本映画および日本のアニメ映画で世界歴代興行収入1位となった。
Wikipediaより引用 URL： https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%90%9B%E3%81%AE%E5%90%8D%E3%81%AF%E3%80%82
簡単に言えば、日本映画の中でもトップレベルの興行収入を叩き出した名作というわけです。
公開後は、作品のファンが映画に出てきた土地のモデルとなった岐阜県飛騨市を訪れる『聖地巡礼』がブームになるほどの社会的影響力もあったようですね。
小説版の良いところ
短時間で読み終えられる
あとがきもいれて260ページほどなので、サクッと読み終えることができます。
通勤時間に電車内で読んだり、作業の休憩時間に読んだりするだけで軽く読み終えてしまうかと。
忙しい人でも、隙間時間で簡単に読み終えられるぐらいの文章量なので娯楽として最高ですね。
隙間時間で楽しめるところが、【君の名は。】の小説版のいいところだと思います。
文章が易しい
文章が易しくて読みやすいです。
純文学だったり、太宰治などの故人が書いた古い文学作品を読むと、文章が難解で難しいと感じることはありませんか？
一般的になじみのない言葉であったり、比喩表現が難しいと感じてしまう要因でもあると思うのですが、そういった要素が極めて少ないです。
辞書をひかなければ分からない部分もありませんでした。
とても読みやすい点は、小説版の良いところだと思います。
作品に対する感想
終わり方が最高だった
個人的に、終わり方は最高だったと思いました。
読者に続きを空想させるような終わり方で、お洒落。
結果をはっきりと描写してしまう作品も悪くないのですが、【君の名は。】は、青春ものなので、登場人物の将来はぼかしていた方が作風にマッチしていて、読み終わった後の心地よさみたいなものを感じました。
「この作品のどこが好き？」と問われたら、私だったら間違いなく「終わり方」と答える最高の終わり方だったと思います。
心が洗われるね
青春ものってやっぱり良いですよね。
ピュアな恋愛。
希望に満ち溢れる学校生活。
気軽に付き合える友人関係。
大人になって失ってしまったすべての要素が詰まっている。
金と欲にまみれたドス黒い心が、この作品を読むことで洗い流され、灰色になりました。
電子書籍版も販売しているよ
電子書籍ユーザーに朗報で、電子書籍版も販売しています。
Amazonが運営する電子書籍ストア「Kindleストア」。
楽天が運営する電子書籍ストア「楽天Kobo」。
Yahoo! japanグループが運営する電子書籍ストア「ebook japan」と、大手ECサイト系の電子書籍ストア３社で販売されていることは確認済みです。
お好きな電子書籍ストアで【君の名は。】を堪能しちゃいましょう。
まとめ
名作【君の名は。】の小説版についてまとめてみました。
【君の名は。】は、名作アニメ映画として名高いですが、小説版も最高にいい出来です。
アニメしか見ていないという方、もしくは【君の名は。】を見たことが無いという方は、個人的にすごく勿体ないと思ってしまうぐらい良い作品なので、是非、一読してみてください。