Amazonの運営する電子書籍ストアで販売されている『Kindle漫画』のおすすめ作品を12選紹介していきます。
恋愛・ラブコメ系、バトル系、完結済みの3カテゴリーに分けて紹介しているので、気になるカテゴリーからどうぞ。
Kindle漫画を読む前に
Kindle漫画を読む前に知っておきたいことをまとめました。
これから電子書籍で漫画を読むにあたってKindleストアを使ってみようと思っている方は、読んでおいて損はないと思います。
Kindle漫画は読み放題サービスの対象になっている作品がある
Kindle漫画は、Amazonが提供する読み放題サービス『Kindle unlimited』の対象になっている作品があります。
Kindle unlimitedは月額980円のため、対象作品を購入して揃えるより、Kindle unlimitedを利用して読んだ方が安く済む可能性も十分あるため、チェックしておいた方がいいでしょう。
Kindle漫画の購入ページにて、『¥0 Kindle unlimited』と表示されている作品は対象作品なので、見分けは付きやすいかと。
Kindleストア内で検索して調べた結果になりますが、2019年12月20日時点において、マンガカテゴリー内のKindle unlimited対象書籍数は4万冊以上と表記されています。
4万冊以上もあるため、最初からKindle unlimitedに加入しておき、対象となっていない作品は、その都度購入するといった形でもいいかもしれません。
Kindle unlimitedを活用すると、Kindle漫画をお得に読むことができるということはおさえておいた方がいいと思います。
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Kindle漫画は専用電子書籍リーダーで読むとモノクロ表示
Amazonの販売する電子書籍リーダー「Kindle」で漫画を読むと、モノクロ表示になります。
これは、Kindleシリーズの中で最も安い「Kindle」だけがモノクロになるわけではなく、「Kindle paperwhite」も「Kindle oasis」も総じてモノクロ表示です。
とはいえ、もともとの電子書籍のデータがモノクロとなっているわけではなく、カラーで読みたい場合は、アプリをスマホ・タブレット・PCなどにダウンロードすればカラーで読むことができるので、わざわざ電子書籍を買いなおす必要はありません。
Kindle端末には、Kindle・Kindle paperwhite・Kindle oasisの3種類があります。
Kindle端末に共通しているメリットは以下の4つ。
- フロントライトで目に優しい
- バッテリー持ちが良い
- 解像度が高い
- 軽い
なので、Kindle端末には独自のメリットがあり、使用する価値は高いため、「Kindle電子書籍リーダーを使ってみたい」という方は多いと思いますが、カラー表示はできず、漫画がモノクロになってしまう点は要注意ですね。
なお、Amazon社が販売する端末「Fireタブレット」では、電子書籍をカラーで読めるので、カラー表示で読みたい方は、そちらがおすすめです。
Kindle漫画を予約するにはクレジットカードor携帯決済の登録が必須
Kindle漫画は、発売日前に予約購入することができ、発売日の0時になると自動的にアカウントへと予約購入したKindle漫画が配信される機能があります。
大変便利な機能なのですが、Kindle漫画の予約購入には、クレジットカードor携帯決済の登録が必須となっており、電子マネー決済やコンビニ支払いはできません。
Kindle漫画の予約購入機能を使いたいと考えている方は、クレジットカードor携帯決済ができるようにしておきましょう。
通常購入にAmazonギフト券が使える
Kindle漫画は、電子データを購入するといった仕組みになっているので、クレジットカードや携帯決済が必須だと思われがちですが、通常購入に関しては、Amazonギフト券で購入することが可能です。
クレジットカード情報や携帯決済の情報を登録したくない方や、現金での購入がお好みの方は、コンビニ等でAmazonギフト券を購入し、アカウントチャージしておくと便利ですよ。
なお、Amazonギフト券には、チャージタイプと呼ばれる種類のギフト券が存在しており、その方法でチャージすると、Amazonポイントが付き、付与されたAmazonポイントでKindle漫画を購入することができます。
お得にKindle漫画を購入したい方は、このチャージタイプギフト券を活用すると良いですよ。
※予約購入にAmazonギフト券は使えません。
恋愛・ラブコメ系のKindle漫画
登場人物たちの恋愛模様に焦点を当てた『恋愛漫画』や、笑いを織り交ぜつつ恋愛要素も描く『ラブコメ漫画』のおすすめ作品を厳選しました。
どれも名作で、1度読み始めたら手が止まらなくなる点は、共通してます。
寄宿学校のジュリエット
「東和国」と「ウエスト公国」。隣り合う両国の間に位置する島「ダリア島」には、莫大な生徒数と敷地を誇る名門寄宿学校「ダリア学園」が存在し、学園には両国の生徒が通っています。
しかし、表面上は停戦状態にあるものの、2つの国は敵対関係にあり、国同士のいがみ合いを踏襲する形でダリア学園に通う生徒もまた2つの国に分かれて敵対しあっていました。
ダリア学園における東和国専用寮「黒犬の寮」の1年生をまとめるリーダー「犬塚ロミオ」は、ウエスト公国専用「白猫の寮」の1年生をまとめるリーダー「ジュリエット・ペルシア」と日々争い合う関係。
しかし、犬塚はペルシアに対して恋心を抱いていました。
犬塚はペルシアに想いを打ち明け、ペルシアもまた犬塚を受け入れます。
ですが、周囲に2人の関係性を知られたら、2人とも無事では済みません。
果たして2人の恋は成就するのか。
禁じられた恋愛関係を描く、学園ラブコメ漫画です。
キャラクターが魅力的です。
主人公の犬塚ロミオは、好戦的な黒犬の1年生リーダーなので、一見芯の強い性格に見えますが、実は乙女よりも乙女らしく、記念日を大切にしたり、贈り物にこだわったりします。
逆に、ヒロインのジュリエット・ペルシアは、貴族制を採用するウエスト公国で認められるために、男よりも強くあろうとする芯の強い女性です。
「主人公とヒロインの性格が逆じゃない?」とツッコミを入れたくなるような2人はとても魅力的で、続きが気になって読み進めてしまいますよ。
また、サブキャラクターの丸流(マル)と愉快な仲間たちの行動がシュール過ぎて、笑いが止まらなくなります。
電車やバスなど、周囲の目がある場所で読めないぐらい笑えるので、おすすめです。
五等分の花嫁
「焼肉定食。焼肉抜きで」
主人公の上杉風太郎(高校2年生)は、学年トップの秀才ながらも、家は貧乏で苦しい生活を送っていました。
風太郎が学食で最も安いメニューを食べながら勉強に励んでいると、妹のらいはから父親が家庭教師のバイトを見つけたと連絡が……。
「給料は相場の5倍、アットホームで楽しい職場」と。
裏の仕事の匂いしかしないと言いながらも、風太郎は「お腹いっぱいご飯が食べられるね」と嬉しそうに話をするらいはの手前、断ることもできず請け負うことに。
昼休みも終わり、クラスへ戻ると転校生の紹介がありました。
学食でもめた女生徒「中野五月」。
風太郎は、五月の自己紹介から彼女が家庭教師の生徒だと勘づきます。
学食でもめたことを謝罪し、機嫌を直してもらわないと家庭教師の話が流れてしまうと思った風太郎は、五月へと謝罪しに向かいますが、五月の友達の女生徒に邪魔されてしまい、結局、謝罪できずに家庭教師の初日を迎えてしまいます。
五月の自宅にて、自分が家庭教師だと告げる風太郎。
「こんな人が家庭教師とかありえない」と五月がへたり込んでいると、五月への謝罪を邪魔した女生徒4人が現れます。
動揺する風太郎。
「同級生の友達5人でシェアハウスとか仲が良いんだな……」
風太郎が絞り出すように口を開くと、それに対し五月が言います。
「私たち五つ子の姉妹です」
風太郎と五つ子の誰がくっつくかわからないところが見どころです。
五つ子と風太郎の過去話や、五つ子が風太郎に興味をもつエピソードなど、いくつもの伏線が出てくるのですが、誰と風太郎がくっつくのか全く予想できません。
特に、時系列のいじり方が面白くて、巻が進むにつれて、「あの時あのキャラクターは、だからそんな台詞を言ったんだ」とか「そういった過去があったから、あのキャラクターは、そういう行動を起こしたのか」という気づきがあります。
1度発売している巻を全部読んでから、もう一度1巻から読み直すと、違った見え方がして面白いですよ。
中卒労働者から始める高校生活
中学卒業と同時に働き始めた片桐真実(カタギリマコト)は、大卒の新入社員に自分が昇進するはずだった現場の指揮係を奪われたこともあり、妹の片桐真彩(カタギリマアヤ)が通信制高校へ進学することもあり、周囲を見返すため真彩と共に通信制高校へと入学します。
しかし、通信制高校に入ってすぐに同級生の逢澤莉央と喧嘩してしまいます。
そのやり取りを見て、周囲に暴力的な人という見られ方をしてしまいますが、通信制高校の仲間たちと過ごすにつれて真実や仲間たちが変わっていくお話です。
通信制高校へ通う人の悩み・考え方に触れられるところが見どころ。
作者の佐々木ミノルさん自身が通信制高校の卒業生で、作中にでてくる通信制高校「東々第一高校」のシステムは、作者が通っていた高校をモデルに書かれているそうです。
働きながら学校へ通うことの大変さ、中卒で働くが故の苦悩など、読んでいて考えさせられるような部分がたくさんあります。
アクション作品のような派手さはないですが、登場人物に感情移入して読み進めてしまう面白さがあるので、おすすめです。
聲の形
元いじめっ子―石田将也(いしだしょうや)―は、過去の過ちを後悔していて自殺しようとしていました。
しかし、死ぬ前にいじめた相手―西宮硝子(にしみやしょうこ)―へと謝罪しに行きます。
西宮との再会から、石田は西宮と交友するようになり、孤独に生きてきた生活に変化が生じます。
過去に自分のもとから去っていった友人たちや、新しくできた友人たちとの交流を描いた日常系マンガです。
「障がい者」と「いじめ」について考えさせられるところが見どころ。
私は、ヒロインの西宮硝子は、内気ではあるもののいじめられるような子ではなく、障がいによっていじめの標的になってしまったように思えます。
障がいをもっている人間が日常生活において、一緒に生活している人間に迷惑をかけないというのは難しいと思います。
賛否両論あると思いますが、現実の生活に当てはめて考えてみた時、中学受験を考えているような生徒や目標をもって学業に励んでいる生徒がいるクラスで、障がいをもつ子供に合わせるような雰囲気が出て、授業に遅れが出た場合、憤りを感じてしまうのも仕方のないことなのではないかなと思ってしまいました。
第三者視点で見ていると「いじめは良くない」「障がい者に理解を持とう」と言うような人が多いと思いますが、日常的に迷惑をかけられた場合、それこそ恋人や家族のように、損得勘定抜きで尽くせるような間柄でないと自分を犠牲にしてまで付き合おうとは思わないと思います。
自分がもし、石田と同じ立場だったらどうするのだろうな……と考えさせられてしまうような深い作品だと思ったので、是非読んでみてください。
バトル系のKindle漫画
バトル要素がたっぷり詰まったKindle漫画を紹介しています。
軍隊を揃えて戦う集団バトルや、異能力を駆使して戦う異能力バトル、剣術を駆使して切り抜けていく剣術バトルなど、さまざまなバトルを描いた作品を取り揃えました。
バトル要素の種類が豊富なので、読んでみたいと思えるバトル漫画が紹介した中から見つかるかと思います。
キングダム
中国王朝の歴史としては、殷(イン)→周(シュウ)→秦(シン)→漢(カン)→随(ズイ)→唐(トウ)→宋(ソウ)→元(ゲン)→明(ミン)→清(シン)→中国となるのですが、キングダムは秦の時代の話です。
辺境の村の下僕―信(シン)―は、同じく辺境の村の下僕―漂(ヒョウ)―と戦争で武功を挙げて「天下の大将軍」となることを夢見て、日夜鍛錬をしていました。
ある日、漂は昌文君と名乗る文官に見出され、宮廷へと仕官します。
宮廷へと仕官した漂へと追いつくために日夜鍛錬を続けていた信のもとへ、瀕死の漂が現れます。
漂が宮廷へ見出された理由は、大王―政(セイ)―に顔が似ているため、影武者として活動する為でした。
死に際に漂から託された手紙のもとへ行くと、そこには大王―政―が……。
漂を利用したことに憤りを感じつつも、自らの野心のため、政とともに戦う道を選び、乱世へと身を投じていくといったお話です。
政の戦いと信の戦いが見どころですね。
キングダムは、大王―政―と武将―信―のダブル主人公なので、宮廷で権力を掌握するための政の戦いと、戦場での信の戦いの両方が描かれています。
戦国漫画は、戦場での戦いの内容に寄ってしまうことが多いと思いますが、キングダムは、宮廷での戦いにも焦点を当てていて、見ごたえがあるのでおすすめですよ。
ワンパンマン
強くなりすぎた男―サイタマ―は、怪人や災害から街を守るヒーロー活動を趣味で続けていました。
しかし、ここ最近は強くなりすぎてしまった故に、戦いの中の緊張感や焦燥などを感じることなくワンパンで終わってしまうことに嫌気がさす日々……。
そんなある日、ジェノスと名乗るサイボーグを助けると、弟子入りを頼まれ、渋々受け入れます。
ジェノス曰く、現在はプロのヒーロー組織が設立されており、趣味でヒーロー活動をしている人間はあまりいないとのこと。
そこで、サイタマはジェノスと共にプロのヒーロー試験を受け、プロとしてヒーロー活動をしていくといったアクション漫画です。
脱力系主人公サイタマが笑えるところが見どころ。
物語の主人公というと何か目的があり、自分の道を突き進むイメージがありますが、サイタマの場合、ヒーローになって街を守るという目標があったものの強くなりすぎてしまい、どんな強敵や未曽有の災害にも簡単に打ち勝てる状態に仕上がっています。
だから、強敵とギリギリの戦いの末勝つといった、ヒーローらしいヒーロー活動ができないことに物寂しさを感じていて、脱力しきっています。
脱力しすぎて、髪の毛も抜けきっています。
そんな緩いサイタマのキャラクターと周囲との温度差が激しくて笑ってしまいます。
アクション部分も面白いですし、コミカルな部分も面白いのでおすすめです。
寄生獣
高校生―泉新一(イズミシンイチ)―は居眠りから目覚めるとそこには蛇のような小さな生物が……。
新聞紙で叩こうと近づくと、蛇のような生物が突っ込んできたので、それを思わず右腕で防ぎます。
右腕から、蛇のような生物が新一の体に侵入し、危険を感じた新一は近くに合ったロープで右腕を縛り付けます。
しばらくすると痛みも感じないので、気のせいだったと思い再び眠りに着くことに……。
次の日、学校へいくと自分の意志とは関係なく、右腕が勝手に動き出します。
右腕が原因でいろいろとトラブルに巻き込まれた新一は、帰宅すると違和感を感じた自分の右腕に包丁を突き立てることに。
すると、右腕が変形し言葉を発し始めます。
「ざんねんだ……おれ……みぎて……しっぱい」
「俺の右腕は?」
「く……くっちまったよ……」
冒頭とオチがつながるところが見どころです。
寄生獣の冒頭―地球上の誰かがふと思った『人間の数が半分になったらいくつの森が焼かれずに済むだろうか……』―は、10巻まで読み進めていくと、新一と寄生生物との邂逅を冒頭にせずに、なぜ、この冒頭を挟んだのかがわかります。
そして、寄生獣とはどういった意味でこのタイトルになったのかということもわかっていきます。
1990年から連載が始まった作品がリメイクされて、2019年を迎えた今でも売れ続けているのも納得できる完成度の高さです。
漫画好きの人に「おすすめの漫画10選を教えて」と言えば、高確率で入ってくるタイトルだと思うので、是非、読んでみてください。
鬼滅の刃
時は大正時代。
炭を売る少年―炭次郎(たんじろう)―は、街に炭を売りに行き、帰宅すると一家全員惨殺されていました。
家族の中でも、妹の禰豆子(ねずこ)だけは、まだ体にぬくもりがあり、医者に診せれば助かるかもしないと、背負って下山し街へと向かいます。
下山途中、急にねずこが凶暴化し、炭次郎に襲い掛かります。
喰われそうになっていたところを冨岡義勇と名乗る男に救われますが、義勇はねずこを殺そうとします。
義勇曰く、鬼化した人間は元に戻ることはないと。
しかし、炭次郎はねずこは人を襲わない、自分のことがわかっていると力説しますが、義勇はねずこを殺そうとします。
炭次郎はねずこを救おうと義勇と戦いますが、返り討ちに。
義勇が炭次郎に気を取られているうちに、ねずこが義勇に襲い掛かります。
義勇が食われたと思った瞬間、ねずこは炭次郎を守るように義勇との間に入るように動き、その行動に義勇も何かが違うと感じることに。
義勇の紹介で、炭次郎は妹を人に戻すため、鱗滝という老人のもとへ旅立ちます。
ヒロインのねずこが特徴的なところが見どころです。
ねずこは鬼化してしまっているため、人語を喋れませんが、炭次郎と意思疎通できます。
行動がとてもかわいく癒されますよ。
また、ねずこ以外のキャラクターもかっこいいキャラクターから、炭次郎のように心優しいキャラクターまで幅広く、見ごたえ十分です。
ジャンプっぽい王道バトル漫画で面白いので、是非、読んでみてください。
完結済みのKindle漫画
完結済みのKindle漫画でおもしろい名作を集めてみました。
一気に物語の最初から最後まで読み切ってしまいたいという方におすすめです。
山田くんと7人の魔女
異能力を持つ魔女を探す学園ラブコメ漫画。
学校中の嫌われ者――山田竜――が、学年トップの才色兼備――白石うらら――と階段を転がり落ちたら体が入れ替わってしまうことに……。
白石との入れ替わりをきっかけにさまざまな能力をもつ魔女たちを探し、魔女の秘密に迫っていくといったストーリー。
ラブコメ漫画の王道的な漫画ですね。
笑いあり、恋愛要素あり、そして青春感あふれる学園という設定。
完璧ですね。
ラブコメとして完成しきっています。
全28巻で完結済みとなっており、1つの作品をじっくり読みこみたいという方におすすめですよ。
東京喰種
人食いの化け物たちを描いたダークファンタジー漫画。
大学1年生の金木賢は、行きつけの喫茶店の常連――神代リゼ――とデートすることに。
憧れの女性とのデートで舞い上がっていた金木だったが、リゼは喰種と呼ばれる人を喰う存在で、捕食目的で金木をデートに誘ったのだった。
捕食されかけた際に、鉄骨が落下。
重傷を負った金木は、病院にて喰種であるリゼの臓器を移植され、喰種へと体が変貌していくといったストーリー。
私たちは人間なので、人食いの化け物を退治する人間側の視点で描かれていくのが感情移入もしやすく一般的かと思うのですが、この作品は、人食いの化け物側である喰種側の視点で描かれているのが特徴的。
喰種がただ人を食い散らかすだけの悪役として物語が進行していくのではなく、喰種として生まれてきたばっかりに人間のように綺麗に生きられないことに葛藤する喰種や、人間が好きで、人間との共存を図っている喰種も存在し、喰種側の視点で描かれているからこその面白さが魅力的です。
全14巻で完結。
練りに練られて作られた作品だと思うので、是非、一読してみてください。
東京喰種:re
東京喰種の続編。
1部の『東京喰種』では、多くの謎を残して終了しますが、この作品を読むと1部で残った謎が解き明かされていきます。
新キャラクターも続々登場していく点も面白いのですが、東京喰種にて主要キャラとして活躍していた登場人物が再登場するので、お気に入りのキャラクターがいる方はドキドキしながら読み進められるかと。
ちなみに、東京喰種のヒロインであるトーカちゃんがめちゃくちゃ美人になっているので一見の価値あり。
全16巻で完結。
私は東京喰種のファンなので、力説してしまっている部分もあるのですが、感情移入せずに冷静に考えても、誰にでもおすすめできる名作だと思います。
クレイモア
武骨な大剣を手に世界を守る銀眼の魔女たちを描いた漫画。
妖魔と呼ばれる人を喰らって生きる存在に人類は長らく対抗手段を持てずにいた。
そんな妖魔に対抗する唯一の手段として現れたのが、『クレイモア』と呼ばれる銀眼の少女たちだった。
そんなクレイモアたちの戦いを描いていくといったストーリー。
妖魔の中でも上位存在というべき化け物が登場するのですが、そのデザインが素晴らしいです。
「どうやったらこんな化け物を想像できるの?」と言ってしまうぐらい複雑で美しいですね。
結局のところ、作者の発想力が一番の化け物なんじゃないかって話ですよ。
そんな化け物を含めた画も綺麗で見ごたえがあるのですが、ストーリーも負けないぐらい作りこまれています。
私だけかもしれませんが、良い作品を読んだ後って、納得できるというか、心地よい余韻が残ることが多いのですがこの作品を全巻読み終えた時に、それが有りました。
絵もストーリーも完成度の高い作品なので、是非、読んでみて欲しいです。
まとめ
Kindleで読めるおすすめ漫画を12選紹介してみました。
本記事で紹介した作品は、ジャンルが異なっているものの、どれも面白いので是非、読んでみてください。
また、本記事で紹介した作品以外にもおもしろい作品を探して読んでみたいという方は、Kindle unlimitedが本当におすすめです。
取扱書籍数が豊富なので、おもしろい作品と出会えると思います。
どれだけ読んでも定額なので、お金を気にせずに漫画を読み漁れるところも魅力的です。
Kindleを使って、読書を楽しみましょう。
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