読書グッズを使った場合、どのようなメリット・デメリットがあるのかまとめてみました。
目次
読書グッズを使うメリット
本が傷みづらい
読書グッズを使用すると、本が傷みづらくなることは間違いないです。
ブックカバーを使えば、外出時に本を外傷から守ることができます。
透明なビニール製のブックカバーをするだけでも、本が摩擦などで受けるダメージはかなり下がりますし、耐久性の高いナイロンやレザー製のブックカバーを使えば、さらに本を手堅く保護できるかと思います。
また、本の収納ケースを使用すれば、劣化を防ぎつつ保管も可能です。
私は、伊勢藤というメーカーのプラスチック製の収納ケースをメインで使っているのですが、この製品が中々優秀。
蓋の両端にロック機能が付いているので、自然に蓋が開いてしまうことはありません。
プラスチック製なので、虫も入ってこれず、虫食いからも本を守れます。
ブックカバーや本の収納ケースといった読書グッズを利用することで、自宅での保管・外出時の持ち運びの際、外傷から本を守ることができるでしょう。
ですので、読書グッズを利用することによって、本が傷みづらくなるメリットがあると思います。
整理整頓がしやすい
読書グッズを使うと、整理整頓がしやすいです。
例えば、ブックエンド。
ある程度の重さがある置物が2つで対になっており、その間に本を並べて整理する読書グッズですが、これが便利です。
ブックエンドを使えば、辞書や辞典のように日常的に使う種類の本や、お気に入りの書籍を机の上など、すぐに手に取れる場所へと並べることができます。
よく手に取る本を、手に取りやすい位置で整理整頓できるので、作業効率は間違いなく上がるでしょう。
また、デザイン性もお洒落な物が多く、ちょっとしたインテリアになるので、見栄えも良い。
Plam Latreeの『おうち ブックエンド』が個人的にはグッとくるデザインですね。
本体部分が西洋風の家を模したようなデザインになっており、お洒落。
ウォールナット材で作られた物と、ビーチ材で作られた物の2種類があるのですが、特にウォールナット材で作られたものが高級感あふれる色合いで、高価なインテリアのようでおすすめですよ。
このように、ブックエンドを用いて、自分の好みの場所に、お洒落に本を整理整頓できるので、読書グッズには整理整頓がしやすいというメリットがあると思います。
本を効率よく読める
読書グッズを使うと、本を効率よく読めます。
例えば、『BOOK DARTS』というブックマーカー。
数種類の規格があるのですが、1つのパッケージにダーツ状のブックマーカーが大量に入っているといった製品です。
BOOK DARTSなら、1冊の本に複数ブックマークを残すことができるので、BOOK DARTSを章ごとに挟み、索引を引く目印として使うことができます。
また、金・銀・銅の3色が同梱されているミックスタイプのBOOK DARTSなら、金色は『お気に入り』、銀色は『疑問に思ったこと』、銅色は『興味をもったこと』など、カテゴリー分けしてブックマークを残すことができますよ。
このように、読書グッズには、本を効率よく読めるように補助してくれる製品があるため、読書の効率が上がるというメリットがあると思います。
目利きが上達する
読書グッズを使いまくると、目利きが上達します。
なぜなら、自分なりの経験則・手法が確立されていくからです。
私の経験談ですが、以前、以下のようなことがありました。
読書するにあたって、電子書籍も使いたいと思い、電子書籍を読むのに特化したタブレットであるAmazonのKindle paperwhiteを購入。
スマホのようなバックライト搭載の端末ではなく、画面を照らすフロントライト搭載なので、目に優しいですし、解像度も300ppiと高く、文字が鮮明で読みやすいので、電子書籍を読んでいても疲れにくく重宝しました。
ただ、カラー表示ができないため、カラー表示できるタブレット端末が欲しくなり、Kindleと同メーカーであるAmazonのFire HD 8を購入。
Fire HD 8は、400GBまでのSDカードに対応しており、漫画1冊70~100MBほどあるので、たくさんの電子書籍を保存するのに便利でした。
加えて、ハンズフリー機能が搭載されているため、電子書籍を読み上げさせることができました。
Amazonの電子書籍リーダー『Kindle paperwhite』が良かったので、タブレットの『Fire HD 8』も購入してみたわけですが、どちらも高機能で満足できたわけです。
このような経験が何度かあり、良質な製品を作っているメーカーは、別製品も良質である傾向が高いと思っています。
ですので、読書グッズを使いまくると、自分なりの目利きの経験則や手法が確立されていくので、目利きが上達するメリットがあると思います。
読書グッズを使うデメリット
お金がかかる
お金は間違いなくかかります。
特にこだわりのない人の場合、読書にかかる費用は書籍代のみです。
対して、読書グッズで読書環境を整えている人の場合、環境を整えれば整えるほど芋づる式に費用が増えていきます。
購入した本を綺麗に整理整頓したいなら、本棚・ブックエンド・収納ケースなどの代金が加算。
読書を効率よくすすめたいなら、栞や付箋などの読み返しに役立つ製品の代金が加算。
出かける際に、本が傷むのを防ぎたいならブックカバーが必要なので、さらに代金がかさんでいくといった形ですね。
なので、読書グッズを使って、読書環境を整えたい方は、こだわる以上はある程度の出費は許容する必要があり、そのあたりはデメリットなのかなと思いました。
ハズレを引くことがある
どうしても使ってみないと、自分に合っているかがわからないのでハズレをひくことも時々あります。
これは、読書グッズに限らず、全ての製品に言えることなので、致し方ないかと……。
紙の本の読書グッズは利便性で電子書籍に劣る
私は、電子書籍と紙の本の両刀使いなのですが、利便性に関しては、紙の本に読書グッズを使って快適性を強化したとしても、電子書籍には勝てないと思います。
例えば、ブックエンドなどで綺麗に本を陳列し、必要な時にすぐに手に取れるようしてたとします。
しかし、電子書籍なら陳列する必要すらありません。
使っているアプリやサービスによって、表示形式はまちまちですが、大体のアプリ・サービスは、カテゴリー分けも自分の思い通りにできますし、表示形式も表紙を横並びにしたり、タイトルごとに分けたりと簡単に設定できます。
当然、電子書籍はデータなので、何冊本を購入しても、本を陳列するためのスペースなど必要ありません。
こういった理由から、利便性に関しては、読書グッズを使って快適性を増したとしても、電子書籍には勝てないと個人的には感じています。
結論:読書グッズは必要!
読書グッズは必要だと結論付けました。
なぜなら、読書は『知識』というお金では得られない物が得られ、読書グッズを使えば、それを効率的に吸収できるようになるからです。
ブックエンドや本棚で本を綺麗に整理整頓しておけば、素早く読書に取り組むことができますし、栞や付箋を使えば、読み返すのに便利で、本の内容を効率的に読み解くことができます。
お金をかけることで、読書の効率を上げることができるので、必要でしょう。