三度の飯より漫画が好きな管理人が、おすすめ漫画を50冊厳選してみました。
バトル漫画を10選、恋愛・ラブコメ漫画を10選、ファンタジー漫画を10選、SF漫画を10選、社会人向け漫画を10選の計50選です。
文章量が膨大になってしまったため、ジャンル別に分けて紹介しています。
気になるジャンルから覗いてみてください。
バトル漫画おすすめ10選
バトル漫画のおすすめを10選紹介しています。
作品内でバトルシーンが豊富な漫画を中心に集めてみました。
戦いの内容は異能力を使う超常現象バトルもあれば、純粋に人間の身体能力や武器を活かして戦うリアルな戦いの作品もあるので、好みのバトル漫画が見つかりやすいかと思います。
ONE PUNCH-MAN
脱力系主人公が脱力しつつ戦い抜くバトル漫画。
怪人と呼ばれる凶悪生物や、巨大災害など、到底一般人では立ち向かうことができない災害へと立ち向かっていくヒーローたちを描く、王道バトル漫画的な設定……を醸し出しつつ、主人公の脱力感から生まれるコミカルな感じにクスッと笑いがこぼれてしまう面白作品。
一般的なバトル漫画は、話が進むにつれて、主人公が仲間と共に強くなっていくといったストーリー展開ですが、ONE PUNCH-MANは、最初から最強状態といったところが特徴的ですね。
「最初から最強じゃ、面白くないじゃん!」と文句を言う人に言いたい。
「いいから読んでみろ」って。
サイタマが最強であることに、葛藤していることや、周囲との温度差など、『主人公最強』という設定を面白く活かしている作品なので、一度読み出したら、止まらなくなること必死。
是非、手に取ってもらいたい1冊です。
ゴールデンカムイ
アイヌ民族が隠した莫大な埋蔵金を奪い合うバトル漫画。
舞台設定は日露戦争直後の日本。
日露戦争で鬼神の如き働きを見せ『不死身の杉本』の異名をもつ元兵士が、アイヌの少女と出会い、埋蔵金を探しに旅立つといったストーリーですね。
ゴールデンカムイは、バトル漫画としても興奮必死の迫力ある展開が目白押しなのですが、実は飯ネタが多い漫画でもあります。
アイヌ民族というか北の地に古くから伝わる伝統料理などを旅の合間に食べたりするシーンが豊富で、読むとお腹が空いてくる。
戦と食。
2つの面白さを味わえる漫画なので、おすすめですよ。
テラフォーマーズ
ゴキブリと火星で戦うバトル漫画。
ゴキブリって、特殊な怪物の俗称とかではなくて、台所でよく見かける黒光りしているアイツのことです。
西暦2599年に、火星のテラフォーミング(人が住めるように惑星を改変すること)計画の一環で、火星には苔とゴキブリがいるはずだったけれど、そこには想定外の進化を遂げたゴキブリが待ち受けており、戦いが始まるといったストーリーですね。
ゴキブリが人間大になると、時速300km以上出せるらしく、新幹線よりも早いらしい。
そんな人間大ゴキブリを相手どるには、人間側も普通ではいられず、特殊な手術で虫の特徴を引き出せるように対策を施してあり、未来感あふれるバトルが格好良い。
ストーリー展開も読み進めれば進めるほどに、伏線の連続で読む手が止まらなくなりますよ。
超おすすめの1作です。
HUNTER×HUNTER
ハンターの父親を捕まえるためにハンターになった少年の物語。
ハンターといっても、色々なハンターが存在している世界で、懸賞金がかけられている悪人を捕まえるブラックリストハンターや、美味な食材を捕獲するグルメハンターなどさまざまなハンターが存在しているといった設定ですね。
主人公のゴンが父親を追いかけるためハンター試験を受けて、プロのハンターになり、色々な冒険を繰り広げていくといったストーリー。
最初は、武器や体術で戦闘するのですが、話が進んでいくと念能力という特殊な能力を用いて戦うといった形にシフトしていきます。
念能力での戦闘がとても面白いです。
かなり設定が凝っている作品なので、内容が充実している面白い作品を読みたい時にもってこいの作品で、おすすめですよ。
鬼滅の刃
異能力を持つ『鬼』と剣士が戦うバトル漫画。
家族を殺され、唯一生き残った妹すら『鬼』と呼ばれる人を襲う化け物へと変えられてしまった少年――炭次郎――が、妹を人間へと戻す術と、家族の仇を打つべく鬼と戦う旅をするといったストーリー。
ストーリー的に復讐ものですが、時折ギャグをまじえていたりするので、とにかく重いといった感じではなく、読みやすいと思います。
巻が進むにつれて、面白さが上がっていくので、おすすめです。
寄生獣
往年の名作バトル漫画。
人間を化け物に変えてしまう寄生生物から脳を守り切ったけれど、右手に寄生されてしまった少年――新一――の高校生活を描いていくといったストーリー。
魔法や異能といった超常現象で戦っていくタイプのバトル漫画ではなく、完全に脳を乗っ取ることに成功した寄生生物よりも劣っている、新一&ミギー(新一の右手に寄生した寄生生物の愛称)の工夫した戦い方が見どころ。
また、単純にバトルシーンだけがみどころというわけではなく、作品を通して考えさせられるような、メッセージ性の強さがある作品。
いやー、これは何年たっても愛される名作中の名作だと思います。
キングダム
紀元前の中国を舞台に暴れまわる歴史バトル漫画。
奴隷の少年――信――が天下の大将軍を目指し、若く力なき王――政――が中華統一を目指すといった、2人の主人公視点で進んでいくストーリー。
信の方は、戦場に出て武功をあげ、成り上がっていくといったサクセスストーリーになっているので、荒々しい武骨なバトルが中心ですね。
一方、政の方は、秦の国王なので、政治を中心に描かれていて、言うなれば知略による戦いがメインとなっています。
1つの作品で、武力による戦いと知力による戦いの両方を味わえる読み応えたっぷりの良作なので、是非、一読してみてください。
バガボンド
リアルな侍と侍の戦いを描いたバトル漫画。
日本史上で最も有名といっても過言ではない侍――宮本武蔵――の生涯を描いています。
作者――井上雄彦――の半端ない画力と実際に存在した剣士の話が組み合わさって、リアル感が凄すぎます。
圧倒的ド迫力。
特に、吉岡清十郎とのバトルシーンは、もはや映画。
中古書店で立ち読みしたり、漫画喫茶で読んだりするのではなく、全巻購入しても全く後悔しないほどの完成度の高さだと思います。
魔法・異能といったファンタジーな要素とかではなく、リアルな戦いを読みたい人に是非、おすすめしたい1冊。
東京喰種――トーキョーグール――
ダークファンタジー要素たっぷりのバトル漫画。
見た目は人間、中身は人食いの化け物と人間の戦いを描いた作品。
一般的に考えたら、人間側が主役で化け物側を悪役として描いていきそうなのですが、この作品は喰種(化け物側)視点で描かれています。
喰種独自の能力で戦っていくバトルシーンは圧巻なのですが、登場人物のヒューマンドラマ的部分も半端なく面白い。
特に、主人公の金木くんは、元人間の喰種という立ち位置なので、人間と喰種のはざまで葛藤していく部分は感情移入しちゃいますね。
一度読み始めたら、手が止まらなくなってしまう要素たっぷりの名作なので、是非、読んでみてください。
ちなみに、管理人はハマりすぎて、原作だけでなく画集まで買いました。
東京喰種――トーキョーグール――:re
東京喰種の続編です。
東京喰種は2部構成になっていて、1部のタイトルが『東京喰種』、2部のタイトルが『東京喰種:re』となっています。
1部で衝撃的な終わり方をした後の話なのですが、最初は新キャラクターがいっぱい出てきて、「え? これ続編じゃないの?」と思ってしまうかもしれませんが、ちゃんと続編です。
読み進めていくにつれて、1部で出てきたキャラクターたちが、どんどん出てきますよ。
特に、トーカちゃんが最高に美人になっているところと、平子さんが最高の村人その2になっているところは要注目。
この作品はおすすめしません。
おすすめせずとも、1部の東京喰種を読んだら、間違いなく東京喰種:reを読まずにいられなくなるので。
購入せずにはいられなくなるので。
恋愛・ラブコメ漫画おすすめ10選
恋愛・ラブコメ漫画を10選紹介しています。
恋愛要素が強めの作品と、ギャグ・コメディと恋愛要素が良い塩梅で混ざり合っているラブコメ作品を中心に集めてみました。
「笑いとか要らない! 純粋な恋愛模様を読みたい」という方も、「恋愛だけだと退屈だから笑いも交えている作品を読みたい」という方のどちらにも対応しています。
山田君と七人の魔女
学校中の嫌われ不良生徒が、7人の異能をもつ女生徒を探し当てていくラブコメ漫画。
ファンタジー要素を取り入れた、学園ラブコメといった感じですね。
主人公の山田くんが、学園一の才女――白石うらら――と体が入れ替わってしまうというアクシデントから話が始まり、異能力を持つ女生徒(魔女)の秘密を解き明かしていくといったストーリー。
設定の作り込みが徹底してて、登場人物の過去話とか、ストーリーの展開が面白くて引き込まれます。
ストーリーだけが魅力かというと、そうでもなくて、コミカルなネタが噴き出してしまうほど面白い。
時折出てくる「そばっしー」という人形をつかった小ネタは卑怯だと思う。
ストーリーの秀逸さも、コミカルな部分も両方欲しいという欲張りな読者の期待に応えてくれる名作ですよ。
監獄学園
ソフトエロなラブコメ漫画。
思春期の少年の欲望をすべて叶えた作品。
元女子高に今年度から男子生徒の枠が追加され共学になったものの、圧倒的に女生徒が多く男子生徒がなじめずにいる。
そんな最中、女生徒の花園にいるのだからと、男子生徒たちが女子寮の風呂の覗きを決行したところ、『裏生徒会』と呼ばれる学校のトップに一網打尽にされ、学校内にある懲罰帽=監獄へと収監されてしまうといったストーリーになっています。
登場人物が全員魅力的。
男子生徒が曲者ぞろい。
一見すると地味キャラなのですが、蟻を飼うことに情熱を捧いでいたり、マゾヒストを極めていたり、三国志オタクだったりと癖が強い。
一番目立ちそうな男子生徒、不良キャラのシンゴが一番影が薄いのではないかという……。
そんな癖の強い男子生徒に負けず劣らずにパンチが効いたヒロインたちがたくさん出てきます。
そんなキャラが濃い登場人物たちが織り成すストーリーは爆笑必死なので、是非、読んでみてください。
五等分の花嫁
主人公が誰とくっつくのか気になって仕方がなくなるラブコメ漫画。
貧乏な男子高生――上杉風太郎――が、給料が相場の5倍という怪しげな家庭教師のアルバイトを引き受けたところ、風太郎の通う学校へと落第しかけて転校してきた5つ子が生徒で、彼女たちを無事高校卒業へと導いていくといったストーリー。
この作品を読むと、間違いなく『推しヒロイン』ができると思います。
お姉さんキャラの一花。
強気な二乃。
歴史好きな三玖。
おバカだけど運動神経抜群の四葉。
真面目だけど容量が悪い五月。
誰かを応援せずにはいられないぐらい5人のヒロインが魅力的。
ちなみに、管理人はらいはちゃん推し。
1度読み始めたら、最後まで読まずにはいられない最強ラブコメ漫画なのでおすすめ。
渡くんの××が崩壊寸前
どこか影のあるヒロインが活躍する恋愛漫画。
主人公の渡くんが通う高校に、6年前、渡くんとその家族がつくった畑を荒らした女の子――館花紗月――が転校して来たことをきっかけに、渡くんの平凡な高校生活が変化していくといったストーリー。
特徴的なのがヒロインで、ちょっとこじらせているというか、何かしらの事情があって、影のあるような女の子が複数出てきます。
各ヒロインの過去に何があったのかが、読み進めていくにつれて明かされていくので、テンポよく読み進められると思います。
「天真爛漫なヒロインにはもう飽き飽きだ」といった方にこそ、おすすめしたい恋愛漫画です。
寄宿学校のジュリエット
許されない恋を描いたラブコメ漫画。
停戦協定が結ばれたものの、未だ険悪な関係の『東和国』と『ウェスト公国』。
2国の間に位置するダリア島には、両国の生徒が通うダリア学園があり、両国の生徒もまた対立していました。
その中で、東和国出身の犬塚とウェスト公国出身のペルシアが恋人関係を続けていくといったストーリーです。
コミカルな部分とシリアスな部分のバランスが絶妙で面白い。
おバカな登場人物とおバカなことをする回もあれば、シリアスにストーリーが進んでいく回もあって、読み進める手が止められない。
特に13巻のシリアスな展開は、「最終巻なの!?」と思ってしまうぐらい、出来栄えが良くて感動しますよ。
「コミカルも真面目な恋愛も両方ないとダメでしょ!」という方にこそ手に取ってもらいたい1冊です。
ちなみに、全16巻なので、13巻で終わりではない点は要注意。
恋と嘘
他人に決められた相手と自分の決めた相手のどちらと結ばれるべきか葛藤する恋愛漫画。
国が遺伝子情報を分析・把握し、最良の相手を斡旋する法律――ゆかり法――によって結婚相手が用意される世界で、主人公のネジが、ゆかり法によって斡旋された相手――莉々奈――と、両想いの相手――美咲――との間で揺れるといったストーリーです。
「そんなの好きな相手と結ばれた方がいいに決まってるじゃん!」と思う方も多いかと思いますが、事はそう簡単ではなくてですね……。
ゆかり法で斡旋された相手と結婚しなくても良いと表面上は言われているわけですが、実際は就職・進学で不利になったりするという裏の問題があります。
そういった事柄を当人たちが理解していて、相手を想うなら身を引くべきだとか色々と葛藤しているという設定です。
深い。
いやー、私が高校生の時なんて、「今日の夕飯何かな?」ぐらいしか考えてませんでしたよ。
管理人的には、莉々奈の健気さが報われて欲しいといったところですが、どうなるんだろ……。
色々と考えさせられる深い漫画なので、メッセージ性が強い作品が好きな方におすすめです。
中卒労働者から始める高校生活
通信制高校に通う青年の恋愛漫画。
中学卒業後、家庭の事情ですぐに働きに出た青年――真実――が、妹の真彩が通信制高校に進学したのを機に、自分も高校卒業資格を取るべく通信制高校に入学。
真実たちの学生生活を描いていくといったストーリーです。
普通の学園ものとの大きな違いは『通信制高校』ということ。
中学を卒業したばかりの人間もいれば、社会人もおり、定年を過ぎた老人もいるため、登場人物の年齢層が幅広いですね。
そして、訳ありな登場人物が多く、各登場人物の過去や現在抱えている悩みが面白いです。
作者自身が通信制高校の出身とのことなので、リアルに描かれているように感じます。
派手さはないですが、ヒューマンドラマが見ごたえたっぷりなのでおすすめですよ。
聲の形
聴覚障害をもつ女の子と健常者の少年の恋愛漫画。
恋愛漫画というよりもヒューマンドラマがメインになっている作品でもあるのかなと思います。
腕白少年だった石田将也が、高校生になり、小学生の時にいじめてしまった聴覚障害の女の子に謝罪しに行ったことをきっかけに石田を取り巻く人間関係が変化していくといったストーリー。
読んでいて切なくなりますね。
実際、障害をもつ子どもが健常者と同じ学校に通うのはよくあることだけど、健常者の中へと溶け込んでいく難しさというのを痛感します。
内心はどうあれ成人すると、体裁を気にし始めるので、表面上は穏やかに取り繕いますが、小学生・中学生ぐらいだとそういった事由がないので容赦ないですからね。
全7巻でサクッと読み終えられるけれど、内容がしっかりしていて、考えさせられる作品なのでおすすめ。
現実の彼女はいりません
不良少女がギャルゲーオタクの理想のヒロインになろうと頑張るラブコメ漫画。
高校生の新宮清一(オタク)が、ギャルゲーを買った帰り道に、女の子が襲われているところに遭遇。
機転を利かせて助けた相手はクラスメートの不良少女――綾女古都子――だった。
二次元の女の子しか愛せない新宮に振り向いてもらうため、綾女が頑張るといったストーリー。
綾女の健気さがとにかく良い。
数あるラブコメ漫画の中でも、トップクラスのヒロイン力だと思います。
今では絶滅危惧種となっている大和撫子を彷彿させる最高のヒロイン。
この作品を読んでから、道端で襲われている女の子を助けようという善の気持ちが芽生えました。
淫らな青ちゃんは勉強ができない
青ちゃんの妄想癖からくる勘違いラブコメ漫画。
有名官能小説家の父親から離れて暮らすべく、父から一人暮らしの条件として出された有名国立大への進学を目指して勉強に邁進する青ちゃん。
そんな青ちゃんに恋するクラスメートのイケメン男子――木島――との恋愛を描いていくといったストーリー。
真面目な木島の発言をことごとく変な方向に勘違いしてしまう青ちゃんが笑えます。
タイトル的にセクシーな内容になっているのかというとそんなことはなく、至って健全なラブコメ漫画ですね。
18禁ではないので、未成年の方でも安心して楽しく読むことができます。
是非、ご一読を。
ファンタジー漫画おすすめ10選
ファンタジー漫画を10選紹介しています。
『現実には起こりえない超常現象が作品内に盛り込まれているところ』と『面白さ』の2点に重きを置いて集めてみました。
どれも良作なので、是非、手に取ってみてください。
メイドインアビス
このアニメチックで可愛らしい絵からは想像できない程、重厚な内容のファンタジー漫画。
『アビス』と呼ばれる大穴に、現代の技術では作れない貴重な遺物が眠っていたため、人々は探索を繰り返していました。
次第に、アビス周辺に街が出来上がり、アビスの探索を繰り返す人々は『探窟家』と呼ばれるようになります。
新米探窟家のリコが、機械のレグと出会い、アビスを探求するといったストーリー。
アビスは深層へと進むごとに険しくなっていくという性質をもっており、ストーリーが進むにつれて、リコたちの冒険もより過酷になっていき、見ごたえが半端ないです。
深層にはどんな世界が広がっているのか、リコたちと一緒に冒険しているように読み進めることができるので、ワクワク感も半端ないですね。
「ファンタジー漫画と言えばメイドインアビス」と言ってもいいぐらい面白い作品なので、一押しですよ。
魔法使いの嫁
人間と異形の恋愛要素を含んだファンタジー漫画。
生まれつき人ではないものを見ることができる能力のせいで、家族から疎まれていた羽鳥智世(チセ)は、自暴自棄になり、謎の男に薦められるがまま闇オークションに出品されることになる。
そのオークションにて、人外の魔法使いエリアスに買われ、魔法使いの弟子兼嫁として生活が始まるといったストーリー。
世界観がとにかく綺麗で、引き込まれます。
絵も綺麗なので、ファンタジー感あふれる世界がより際立って美しいです。
ファンタジー好きなら、読んでおいて間違いなしの1冊。
間違った子を魔法少女にしてしまった
間違った子を魔法少女にしてしまったファンタジー漫画。
世界の宿敵――アタスンモ――を倒すことのできる魔法少女の力を間違った子に与えてしまい、無双しだすといったストーリー。
読むと、とりあえずスカッとします。
魔法少女というファンタジーな存在が、血と戦いを求めるとこうなりますよというのを実にわかりやすく教えてくれる漫画。
小難しいことを考えずに、ただ、身をゆだねて読み進めると、なぜかストレスを発散した感が出ます。
ファンタジーと暴力が好きな人におすすめ。
魔法少女サイト
サスペンス性たっぷりのダークファンタジー漫画。
家庭でも学校でもいじめに晒されている少女――朝霧彩――が、不気味なサイト――魔法少女サイト――と出会い、異能を使えるようになるステッキを手に入れる。
それを機に、彩と同様にステッキを所有する魔法少女たちの争いに巻き込まれていくといったストーリー。
伏線がたっぷりなので、次の巻が読みたくなって仕方がなくなる漫画ですね。
そもそも魔法少女サイトって何なのか?とか、魔法少女サイトの運営者は何者?だとか疑問がいっぱい。
サスペンス要素がたっぷり入っていて、サクサクと読み進めてしまう面白さがあるファンタジー漫画なのでおすすめですよ。
クレイモア
武骨な大剣で戦い抜く女性たちを描いたバトルファンタジー漫画。
古より生きるとされる人を喰らう怪物――妖魔――に唯一対抗できる女性剣士たちと妖魔の戦いを描いた作品。
時折でてくるクレイモアと呼ばれる女性剣士たちの過去エピソードがマジで泣けます。
設定もかなり練り込まれていて、巻を読み進めるごとに「なるほど! そういうことだったのか」と納得しながら読み進めらるので、読んでいて心地よいです。
特に、覚醒者と呼ばれる通常の妖魔とは一線を隔す存在が出てきてからは加速度的に面白くなっていきますよ。
ストーリー・設定・絵のどれをとっても最高なので、是非読んでみてください。
進撃の巨人
巨人と戦う人類を描いたファンタジー漫画。
人を喰う巨人が跳梁跋扈しているため、人類は壁を築き身を守っていた。
そんなある日、通常の巨人じゃ超えることなど到底できない巨大な壁を越えてしまうほど規格外な超大型巨人の出現により、生活圏をさらに狭められることになります。
超大型巨人の出現により、巨人への憎悪を膨らました少年――エレン――を中心に話が進んでいく作品ですね。
勝利と呼べない勝利が魅力です。
一般的な漫画の勝利って、悪者をやっつけて世界に平和が訪れたり、莫大な財宝を手に入れたりと、はっきりとした恩恵が得られる勝利が多いですが、進撃の巨人の勝利は、敵対者の情報を掴んだけれど自軍に大量に死者が出たりして、被害に釣り合う程の恩恵が得られないといった悲しい勝利が多いですね。
情報源はテレビだったと思うのですが……進撃の巨人が人気な理由は、頑張れど報われない今の若者と登場人物の境遇が似ていて共感できるからといったようなことを言っていたのを聞いて、「確かに」と思ってしまいました。
勝利と呼べない勝利も魅力ですが、読み進めるごとに、見事に伏線が回収されていく設定の濃さもこの作品の面白いところだと思うので、是非読んでみてください。
ファイアパンチ
主人公が斬新なファンタジー漫画。
普通の人間では持ちえない異能を所持している人間――祝福者――の中でも特に強い再生能力をもった主人公が消えない火を点けられ、火を点けた相手に復讐するといったストーリー。
トガタという女性キャラクターが出てきてからの展開がシュールで面白い。
一風変わったファンタジー漫画を読みたいという人におすすめ。
DEATH-NOTE
社会現象にもなった名作漫画。
名前を書かれた者が死ぬノート――デスノート――をつかって世の中を変革しようとする夜神月と、正体不明の大量殺人犯である月を追い詰めるLとの知恵比べバトルといった作品。
名前を書かれたら死ぬノートや死神といったファンタジーな要素で全てを片付けるのではなく、知恵をつかって巧妙に立ち回る月と、そんな月を追い詰めるLの攻防が本当に面白い。
読むと何だか頭が良くなった気がしますね。
漫画ですが、かなり文章が多いのが特徴的で、文章が多いにもかかわらず面白いのでサクサク読み進められます。
映画化もされた作品だけあって、見ごたえたっぷりなのでおすすめですよ。
ハピネス
吸血鬼をテーマにしたダークファンタジー漫画。
クラスでパシリにされていて、あまり目立つタイプでない高校生――岡崎――が、借りていたDVDを返しに行く途中、吸血鬼の少女に襲われ、徐々に吸血鬼に体が変化していくといったストーリー。
吸血鬼化していく過程で、岡崎の周囲の状況が変化していくところが見どころ。
漫画だけど、映画を見ているような感覚で読み進められる不思議な漫画。
読んでいて、映画『モールス』を思い出しました。
派手さはないですが、気づけば次巻を購入している不思議な面白さがあるのでおすすめ。
神さまの言うとおり
生き残りをかけてゲームをクリアしていく、ファンタジー漫画。
人生に退屈を感じていた高校生――高畑瞬――の日常は終わりをつげ、唐突に生き残りをかけたサバイバルゲームに巻き込まれていくといったストーリー。
急にわけのわからない生き残りゲームが始まって、先行きのわからない展開にハラハラドキドキしながら読めるところが魅力。
神さまの言うとおりは2部作になっていて、1部を見ただけじゃ全く満足できません。
神さま言うとおり弐も読むことで、作品を余さず楽しむことができるので、第2部まで読み進めることをおすすめします。
SF漫画おすすめ10選
SF漫画を10選紹介しています。
私たちの過ごしている現代にある要素を残しつつも新しい何かが取り入れられている近未来を描いている作品と、宇宙や異星人など現代よりもかなり進歩した未来を描いている作品を中心に集めてみました。
ハカイジュウ
規格外の化け物が暴れまわるパニックSF漫画。
高校生の高城陽が親友の久遠瑛士と体育館でバスケットをしようとボールを器具庫へ取りに行くと、原因不明の大地震に見舞われる。
地震がおさまり、器具庫の扉を開けるとそこには未知の怪物が……。
未知の怪物から生き残るべく戦い抜いていくといったストーリー。
次から次へと出てくる未知の怪物たちにハラハラドキドキしながら読み進めることができます。
未知の怪物のデザインも凝っていて、迫力満点。
未知の生命体が現れるSF漫画を読みたい人におすすめ。
PSYCHO-PASS 監視官 狡噛慎也
アニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』に登場する主要キャラ――狡噛慎也――にフォーカスした漫画。
世界観としては、人間の性格や心理状態などを数値化して管理することができるシステム――シビュラシステム――によって人々が管理される世界。
実際に犯罪を犯していなくとも、シビュラによって犯罪係数が規定値を超えると判断された場合、『潜在犯』として一般社会から隔離されることになります。
この作品の主人公――狡噛慎也――は、シビュラによって潜在犯と判断された人間を取り締まる公安に所属する刑事ですね。
アニメでは描かれなかった狡噛のオリジナルエピソードなので、原作ファンの方ならより楽しめると思いますし、そうでない方も楽しめますよ。
SF好きなら是非、押さえておきたい作品。
監視官 常森朱
アニメ『PSYCHO-PASS サイコパス』をコミカライズした漫画。
基本的なストーリーは、アニメと同じですが、場面場面で登場人物の心情などを深く描いていて、アニメよりもより細かく丁寧に話が進んでいきます。
原作アニメを見た方でも楽しめますし、見てない方ならなおさら面白いかと思います。
『PSYCO-PASS サイコパス』を見たことない人は人生を損していると言えるレベルで面白いSF作品なので、近未来を描いた作品を読みたいという方は、読んでおいて間違いない名作だと思いますよ。
ヨルムンガンド
武器を世界中に売りながら旅する、武器商人を描いた漫画。
武器を憎みながらも、武器を売り歩く武器商人――ココ――の私設軍隊に加わりココを守る少年兵――ヨナ――のお話。
「SF漫画なの?」と問われると「はい」とは言えませんが、近未来的要素も入っているのでSF漫画の見出しで紹介させてもらいました。
どうしても紹介したい名作漫画だったので、少々無理矢理ですね。
登場人物がそれぞれ理由があって戦っているので、魅力的。
ストーリーもよく練られていて面白いですし、ダラダラと引きのばさず、11巻で完結しているところも読みやすくて良いと思います。
クオリティの高い作品を求めている方におすすめです。
シドニアの騎士
宇宙空間で繰り広げられるバトルSF漫画。
人類の絶滅を避けるべく、繁殖を維持しながら宇宙を旅する巨大な播種船シドニアを異生物の奇居子から巨大兵器を使って守るといったストーリー。
SF漫画というと世界観が近未来というのが定番ですが、この作品は、かなり遠くの未来を描いているところが見どころだと思います。
宇宙空間がメインのSF漫画だけあって、設定がかなり綿密で読み応えが凄い。
一気読みできてしまうぐらい面白いのでおすすめですよ。
GANTZ
ド迫力な画に圧倒されるSF漫画。
冴えない高校生――玄野――と正義感あふれる高校生――加藤――が電車事故に巻き込まれ死亡。
死んだはずの二人は気が付くと謎のマンションの一室に転送されていた。
部屋にある黒い球――GANTZ――に命じられるがままに異星人と殺し合うといったストーリーになっています。
この漫画の画力は圧巻で、スーツや銃といった武器のデザインがすべて格好良いですし、作り込みが超細かい。
細かく作りこまれた武器で戦う戦闘シーンは、ド派手で興奮します。
先が読めない伏線で次の巻へついつい読み進めてしまう面白さもあるので、おすすめです。
いぬやしき
初老のおっさんが主人公という異色のSF漫画。
初老のおっさん――いぬやしき――が公園で悲しみにふけっているところ、宇宙人の事故に巻き込まれ機械の体にされてしまうといったストーリー。
初老のおっさんと美青年のド迫力バトルが見どころ。
同じく事故に巻き込まれた青年――獅子神――も機械の体に変化したが、機械の体で人の役に立とうとするいぬやしきとは真逆の行動をとってしまう。
大別するならいぬやしきが善で、獅子神が悪という形になるのだけれど、ルックス的には「逆じゃね?」とツッコミを入れたくなってしまうところがまた面白いですね。
SF漫画でも一風変わった作品を読みたい方におすすめです。
ULTRA-MAN
名作映像作品『ウルトラマン』の後日談を描いた漫画。
光の巨人が地球人と同化し、巨大怪獣や異星人から地球を守りきり、故郷へと帰還。
――それから数十年後。
光の巨人と同化した人間――早田――の息子――進次郎――が、科学特捜隊に入りウルトラマンとして地球を守っていくといったストーリー。
円谷プロダクションによる特撮テレビ番組『ウルトラマン』は、子供が楽しめる作品といった印象だったのですが、本作の『ULTRA-MAN』は、大人の方が楽しめる作風だと感じました。
ウルトラマンとして戦っていく葛藤や、異星人が犯罪を犯してしまう思考回路、先行きが見えない伏線の数々など、内容がかなり深いです。
それでいてスペシウム光線などのロマンあふれる要素も勿論描かれていますね。
映像作品とはまた違った、新しいウルトラマンに夢中になること間違いなしなので、おすすめですよ。
銀河英雄伝説
『常勝の天才』と『不敗の魔術師』が宇宙の覇権を争う戦争SF漫画。
最愛の姉を皇帝に奪われた少年――ラインハルト――が姉を取り戻すための力を得るため帝国の軍人となり、いくつもの武功をたてて後に『常勝の天才』と呼ばれるようになる。
帝国と敵対する勢力――自由惑星同盟――に所属する青年――ヤン――も帝国との戦いにおいて武功を立て『不敗の魔術師』と呼ばれるように。
銀河統一を目指すラインハルトをヤンが阻むといったストーリー。
田中芳樹による超人気SF小説をコミカライズした作品。
絵が綺麗でとても読みやすく、銀河英雄伝説を読んでみたいけど活字が苦手という方は、この作品で銀河英雄伝説の世界観を味わえると思います。
SF好きなら間違いなくハマる1冊なのでおすすめ。
新世紀エヴァンゲリオン
SF漫画の定番中の定番漫画。
セカンドインパクトという大災害により人口の半数が失われた世界。
14歳の少年――碇シンジ――は別居中の父親に呼び出され第3新東京都市に呼び出され、突如、エヴァンゲリオンと呼ばれる汎用人型決戦兵器にのり、使徒と呼ばれる謎の生命体との戦いを強いられるといったストーリー。
ハズレを引きたくないのであれば、これを読んでおけば間違いないと言えるSF漫画ですね。
登場人物たちの繰り広げるヒューマンドラマも面白いですし、先の読めない展開にも興奮すること間違いなし。
また、アニメ・映画化もされているので、漫画を読み終わった後にもエヴァの世界観を楽しむことができますよ。
まだエヴァを読んでいないという方は、大分時代に乗り遅れてしまっているので、急いで読みましょう。
社会人向け漫画おすすめ10選
社会人向けの漫画を10選紹介しています。
社会人向けということで、私たちが生きている現実社会で実際にある職業であったり、社会問題になっていることだったりをテーマに描かれた作品を集めてみました。
また、フィクションであっても現実社会に対する風刺的な要素がある作品なども盛り込んでいます。
太陽の黙示録
闇金ウシジマくん
闇金業者を描いた大人向け漫画。
闇金業者『カウカウファイナンス』を営むウシジマくんを中心に描かれた作品。
ウシジマくん視点で作品が進んでいくのではなく、カウカウファイナンスへお金を借りに来る顧客視点で物語が進行していったり、カウカウファイナンスの社員視点で作品が進んでいったりします。
闇金の怖さがよくわかります。
そして、裏社会の厳しさもですね。
『知らない』とういことがどんなに怖い事かを教えてくれる教材的漫画。
学校で教えてくれることしか学ばず、気づいたら大人になっていたという方にこそ読んで欲しい漫画です。
サラリーマン金太郎
元暴走族のリーダーが大手企業でサラリーマンを勤めあげる漫画。
田舎で漁師をしていた矢島金太郎が船で漂流していたおっさんを助ける。
その助けたおっさんは、大企業『ヤマト建設』の会長で、会長に命を助けてもらった礼をさせて欲しいと言われ、サラリーマンをやってみたいと告げたことから金太郎が上京し、サラリーマンとして勤めあげていくといったストーリー。
上役を気にしながら生きているサラリーマンの中で、堂々と自分の意見を通していく金太郎が格好良いですね。
会社内の人間との比較で、金太郎の清々しさが際立っています。
サラリーマンをやっている社会人こそ、金太郎の格好良さに惹かれて読み進められるかと思うのでおすすめです。
医龍
現場で叩き上げた実力派外科医が自身の医療チームを作っていく漫画。
明真大学附属病院の胸部心臓外科助教授の加藤明は、日本の古い医療体質を変化させるため、出世を目指していた。
出世材料として心臓外科手術でも超難手術であるバチスタの変法を成功させるため、天才外科医である朝田龍太郎をスカウトし、手術を成功させられるチームを編成させていくといったストーリー。
お堅いイメージのある医者ですが、そんなイメージをぶち壊してくれる朝田がとにかく格好良い。
序列や体裁を嫌い、患者の命を最優先させている朝田は、大学病院内で浮いていますが、それを意にも介さないだけの実力を持っているところが朝田の魅力かと。
日本人らしくない奔放さと強さを持っている朝田を見ているとスカッとするので、会社勤めでストレスが溜まりまくっている大人におすすめですよ。
まどろみバーメイド
髭を剃る。そして女子高生を拾う。
社会問題の一つでもある『援助交際』をテーマに描かれた社会派漫画。
片思いの上司にフラれ、ヤケ酒をした帰り道に女子高生を拾って、同棲生活を始めるといったストーリー。
現実でも東京に憧れて行き当たりばったりで上京して、お金に困り援助交際をする女の子って少なからずいるし、それが社会問題にもなっているので、結構考えさせられるような作品だと思いました。
性的な描写はないのですが、内容的には大人向けの作風かと。
実際の社会問題に触れるような作品を読みたい大人におすすめの漫画です。
美味しんぼ
ゴルゴ13
もはや説明の必要もないぐらいの超有名漫画。
超一流スナイパーのデューク東郷……通称『ゴルゴ13』に、狙撃をさまざまな人間・組織が依頼し、ゴルゴが完遂していくといったストーリー。
設定・ストーリーが大人向きですね。
子ども時代に読んで、「難しい内容だなぁ」と感じたのですが、大人になってから読むとめちゃくちゃ面白く感じました。
内容が濃いストーリーが多いので、子供よりも読解力が身に付いている大人にこそおすすめしたい漫画です。
ザ・ファブル
一風変わった殺し屋を描いた漫画。
ファブルと呼ばれる凄腕の殺し屋が、殺し過ぎて目立ったのを理由に一般人として大阪に身を隠し潜入するといったストーリー。
ファブルが一般人として目立たないよう生活しようとするのですが、ファブルの時折見せる身体能力の高さや、ファブルの本性を知っている一部の人間から目を付けられ、なかなか平穏にとはいかないところがハラハラドキドキして面白い。
男なら幼少期に一度は憧れるクールで寡黙な殺し屋……像をぶち壊してくれること間違いなし。
ストーリーがとにかく面白いのでおすすめですよ。
新宿スワン
水商売の女性をスカウトするスカウトマンを描いた漫画。
天然パーマがトレードマークと言っても過言ではない男――白鳥龍彦――が、歌舞伎町を中心に活動するスカウト会社バースト幹部の真虎に誘われ、スカウトの世界へと飛び込んでいくといったストーリー。
昼間働く職業に付いている人にとって、スカウトのような夜の仕事に関わるような職業って謎のベールに包まれているような感覚があると思うのですが、この漫画を読むとどういった職業なのか、よくわかります。
また、水商売についてもちょっと詳しくなりますね。
人によっては普段関わることのない世界を垣間見れるので、おすすめです。