漫画が好き過ぎて、漫画の書評をブログで書きまくっているRiri6と申します。
SF漫画家の弐瓶勉の作品(シドニアの騎士・人形の国)を読んで感動してしまい、SF漫画の虜になってしまいました。
結果、SF漫画をたくさん読んだので、その経験を活かし、漫画のジャンルでScience Fictionに分類される面白い作品を厳選して紹介していきたいと思います。
目次
SF漫画の定義は幅広い
そもそも『SF漫画』って何なのでしょうか？
コトバンクで調べると以下のように記載されています。
おもに 20世紀に盛んになった文学ジャンルで，科学の発達とその驚異を取扱い，それが未来，架空の現在もしくは過去のこととして設定される。対象となる科学も，事実に基づく場合から，こじつけ，矛盾にいたるまで多様である。
コトバンク：SF https://kotobank.jp/word/SF-36456
つまり、科学的な要素があれば、それが科学的根拠に基づいて書かれた漫画であろうと、空想的な科学であろうと全部『SF漫画』と括ってしまっても問題ないということですね。
例えば、魚の大好きな民族が毎日魚を食べ続けていたある日、突然エラが生えてきて、エラ呼吸できるようになり、海底を侵略し始めるといった、私が適当に考えたストーリーでもSF認定してもらえるってことです。(強気)
……そうなると、「SF漫画を紹介する」と言っても範囲が広すぎて上手く紹介できない。
宇宙が舞台のSF漫画のおすすめを知りたくて、この記事までたどり着いた人に延々とエラ呼吸する民族の海底侵略漫画を紹介しても辛いだけです。
そこで、本記事ではおすすめのSF漫画を『宇宙が舞台のSF漫画』・『世界観が未来のSF漫画』・『異星人が出てくるSF漫画』・『完結済みのSF漫画』の４種類に分けておすすめを紹介していきますよ。
興味のある見出しから、読んでみてください。
宇宙が舞台のおすすめSF漫画
宇宙兄弟
シドニアの騎士
宇宙空間で生き残りをかけて戦うSF漫画。
恒星間宇宙船シドニアは、太陽系を奇居子(宇宙生命体)に滅ぼされてから千年間人類の存続をかけて宇宙を航海していた。
シドニアの地下で生活を続けていた谷風長道が、祖父の言いつけを破り居住区へと侵入したことをきっかけに、シドニアの衛人操縦士(シドニアを守る兵器の操縦士)になり、シドニアを守っていくといったストーリー。
大型兵器・宇宙生物・激しいバトルとこれぞSF漫画といった内容がきっちり盛り込まれている名作。
すごい設定が細かくて、読み応えがありますね。
宇宙空間を舞台に描かれているSF漫画を読みたい方におすすめです。
世界観が未来のおすすめSF漫画
人形の国
遠い未来を舞台に描かれたバトルSF漫画。
人口天体アポシズムの大半は超構造体の殻で囲まれた地底空間となっていた。
人類は地底人との戦争に敗北し、正当な居住権を失ったため、極寒の地表へと取り残されることになる。
戦争に敗北した人々の子孫であるエスローが、地表で食料採取を行っていたある日、地底人に襲われる機械仕掛けの女の子に遭遇する。
女の子から７つの弾丸とコードを手渡され、居住区へと持ち替えるが、それらは地底人にとって重要な物であるようで、居住区の人間たちは虐殺される。
その際に、瀕死状態に陥ったエスローだったが、機械仕掛けの女の子タイターニアの手助けにより正規人形と呼ばれる強力な兵器へと変貌し、地底人への復讐を始めるといったストーリー。
正規人形の戦いがド派手で格好良い。
伏線もたっぷりで読み進める手が止まらなくなってしまう程面白いです。
そして、何よりタイターニアがかわいい。
バトル要素たっぷりのSF漫画を読みたい方におすすめの1作。
