【漫画】渡君の××が崩壊寸前の作品解説と感想をまとめてみました。
目次
作品情報
| 作者 | 鳴海なる |
|---|---|
| 出版社 | 講談社 |
| 連載誌 | ヤングマガジン |
| 巻数 | 7巻(連載中) |
| 電子書籍 | 〇 |
※2019年8月30日時点の情報です。
作者は鳴海なる、出版社は講談社です。
ヤングマガジンにて連載されており、2019年8月30日時点で単行本は7巻まで発売されています。
なお、電子書籍化もされているので、「電子書籍でしか本を読まないよ」という人でも買い求めることができますよ。
あらすじ
舞台は東京郊外のとある高校。
主人公の渡直人(わたりなおと)は、妹の鈴白(愛称：スズ)を中心に生活しているため、部活に所属していない高校2年生。
そんな渡くんの高校へと幼馴染の館花紗月(たちばなさつき)が転校してきます。
紗月は昔、渡くんとスズが一緒に耕していた畑を荒らした相手で、渡くんは紗月に対して、少し確執のようなものがあるものの、紗月は渡君に異常に執着しています。
学園一の美少女――石原紫(いしはらゆかり)――も、渡くんに好意を寄せており、渡くんをめぐって高校生活が進行していくといったあらすじになります。
登場人物
渡 直人(わたり なおと)
主人公。
高校2年生でシスコン。
2年前に両親を亡くしており、それまで住んでいた信州の家を離れ、親戚中を転々。現在は叔母の渡多摩代の家に居候中。
妹のスズと多摩代の庭で、畑を作成中。
館花 紗月(たちばな さつき)
メインヒロインの一人。
渡くんに執着する謎多き女の子。
6年前に渡くんの家の畑を荒らした過去がある。
元農家の娘らしく、渡くんがつくっている畑の手伝いを担当中。
石原 紫(いしはら ゆかり)
メインヒロインの一人。
渡くんに好意を寄せる女の子。
渡くんと同じ学校の生徒で、学校一の美女と名高い。
なにか重大な悩みごとを抱えているらしい。
渡 鈴白(わたり すずしろ)
渡くんの妹で小学生。
愛称は「スズ」。
両親が存命だったころに、家族で作った畑に思い入れがあるらしく、畑づくりが好き。
渡くんと居候先の庭で畑づくりを満喫中。
極度のブラコン。
渡 多摩代(わたり たまよ)
渡くんの叔母。
職業は明かされていないが、外出する気配がなく、自宅に担当編集が時折来ることから、渡くんは作家業ではないかと推測している。
渡くんとスズを受け入れたり、庭で畑の制作を許したりと、何かと2人を気にかけている。
見どころ
伏線が多くて、続きが気になる作品です。
例えば、メインヒロインの紗月で言えば、なぜ、畑を荒らしたのかという伏線です。
渡くんに好意を寄せているはずなのに、どうして嫌われるようなことをわざわざしたのか気になります。
もう一人のメインヒロインである紫の抱えている問題もそうですね。
作中で、石原は何かに悩んでいて、それを打ち明けなければならないといったことをほのめかしている場面があり、学校一の美少女は一体に何に悩んでいるのかといったことが気になります。
こういった伏線が多く展開されて、続きが読みたくなること間違いなしの作品だと思いました。
